千葉県立図書館では、世の中で話題になっているニュース等について、考えるためのヒントを得られるような資料情報を紹介するために「図書館から世界(ニュース)が見える」を発行しています。今回は、「子どもの摂食障害」をテーマに資料を紹介します。
摂食障害の一つである「神経性やせ症」の小中高生新規患者が2020年・21年に急増しました。コロナ禍での休校と部活自粛で周囲の人との関わりが失われたことや、生活が大きく変わったことによるストレスが指摘されています。摂食障害により深刻な栄養不足の状態が続くと、低血糖や無月経などの症状が出るほか、うつを伴うこともあり、放置すれば衰弱死や自殺に至る恐れもあります。 本紙では、子どもの摂食障害に関する資料やWeb情報、家族や学校関係者など周囲のサポートについての資料を紹介します。