タイトルコード |
1000100051958 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日系アメリカ人の文学活動の歴史的変遷 |
書名ヨミ |
ニッケイ アメリカジン ノ ブンガク カツドウ ノ レキシテキ ヘンセン |
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1880年代から1980年代にかけて |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
水野 真理子/著
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著者名ヨミ |
ミズノ マリコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
風間書房
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出版年月 |
2013.3 |
本体価格 |
¥7500 |
ISBN |
978-4-7599-1990-5 |
ISBN |
4-7599-1990-5 |
数量 |
5,462p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
910.26
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件名 |
日本文学-歴史-近代
アメリカ文学-歴史
日本人(アメリカ合衆国在留)-歴史
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注記 |
文献:p441〜458 |
内容紹介 |
文化は、移民・移動という現象においてどのように変容していくのか。移民は、どのような精神的葛藤を経験するのか。1880年代〜1980年代の日系アメリカ人の文学活動の変遷を追い、多様な移民経験の一端を描く。 |
著者紹介 |
1975年富山県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。富山大学、富山県立大学非常勤講師。アメリカ研究、日系アメリカ文学専攻。 |
目次タイトル |
序論 |
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1.研究史と先行研究の問題点 2.「移民」「移動」「越境」を伴う「文学活動の歴史」として 3.論点 4.用語の定義 |
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第一部 19世紀末から20世紀初頭の北米における在米日本人の文学活動 |
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第一章 黎明期の文学活動とその多様性 |
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はじめに 第一節 日本人社会の黎明期と日本語新聞のはじまり 第二節 黎明期の日本語新聞における「文芸欄」 第三節 文学活動の「移植」 第四節 「詩人」による文学活動 第五節 「作家」による文学活動 むすび |
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第二章 翁久允の移民地文芸論と一世世代の文学活動 |
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はじめに 第一節 シアトル・ブレマートン時代 第二節 カリフォルニア時代前半 第三節 カリフォルニア時代後半 第四節 翁の抱えた葛藤 第五節 黎明期の文芸から「移民地文芸」へ 第六節 移民地文芸論の限界と一世世代の文芸の特徴 むすび |
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第二部 移民法制定以後、太平洋戦争直前までの文学活動 |
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第三章 1930年代の文学活動の発展 |
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はじめに 第一節 『収穫』創刊 第二節 『収穫』にみる在米日本人社会の世代交代 第三節 帰米二世の文学活動の開始 第四節 『収穫』の休刊 むすび |
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第四章 二世の文化的アイデンティティを求めて |
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はじめに 第一節 二世問題、二世アイデンティティ、アメリカ化 第二節 二世のアイデンティティの探究 第三節 ジェームズ・オオムラと『カレントライフ』創刊の経緯 第四節 二世の文化的アイデンティティとアメリカニズムの理想1 第五節 二世の文化的アイデンティティとアメリカニズムの理想2 第六節 『カレントライフ』における文芸作品 むすび |
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第五章 トシオ・モリの1930年代 |
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はじめに 第一節 モリの経歴 第二節 モリの文学活動 第三節 サロイヤンとモリ むすび |
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第三部 強制収容下での文学活動 |
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第六章 強制収容下での文学活動1 |
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はじめに 第一節 強制収容とアメリカ化政策 第二節 トパーズ収容所と『トレック』『オールアボード』 第三節 トヨ・スエモトの場合 第四節 トシオ・モリの場合 むすび |
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第七章 強制収容下での文学活動2 |
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はじめに 第一節 トゥーリレイク隔離収容所と文芸雑誌『鉄栅』 第二節 『鉄栅』における「日本化」の試み 第三節 『鉄栅』における山城正雄と「日本人化」 第四節 日本の敗戦に際して むすび |
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第四部 戦後の文学活動 |
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第八章 戦後の英語文学と日本語文学 |
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はじめに 第一節 再定住から補償請求運動ヘ 第二節 アジア系アメリカ文学ヘ 第三節 日本語による文学活動 むすび |
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結論 日系アメリカ人の文学活動の変遷 |
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1.日系アメリカ人の文学活動の変遷 2.日本語による文学活動の意味 3.「越境」と文学 |