タイトルコード |
1000100134786 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
中国文学と日本十二講 |
書名ヨミ |
チュウゴク ブンガク ト ニホン ジュウニコウ |
叢書名 |
中国学芸叢書
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叢書番号 |
16 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
村上 哲見/著
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著者名ヨミ |
ムラカミ テツミ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
創文社
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出版年月 |
2013.12 |
本体価格 |
¥3200 |
ISBN |
978-4-423-19428-7 |
ISBN |
4-423-19428-7 |
数量 |
10,246,10p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
919.02
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件名 |
漢詩-歴史
漢籍-歴史
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内容紹介 |
日本人と中国の古典との深い因縁を、漢詩の確かな鑑賞眼をもって考察。日本における知識人と漢字文化の系譜を、飛鳥・奈良時代から江戸の漢籍出版に至るまで、生き生きと描き出す。 |
目次タイトル |
第一講 漢字との出逢い |
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「倭」の人々と文字 古代の文字資料 中国の文献にみえる記載 大陸との交流 『懐風藻』と『日本書紀』 『古事記』と『万葉集』 |
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第二講 万葉歌人の漢詩Ⅰ |
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山上憶良の漢詩文 大伴旅人と憶良 巻五後半の憶良の詩文 大伴家持と池主の漢詩文 |
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第三講 万葉歌人の漢詩Ⅱ |
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『万葉集』と『懐風藻』 『懐風藻』の詩 長屋王の詩 藤原不比等とその一門の人々 藤原宇合の詩 |
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第四講 漢詩と和歌 |
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「詩」と「うた」 嵯峨天皇の勅撰三集 『新撰万葉集』 大江千里の『句題和歌』 摘句鑑賞の風 |
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第五講 漢籍の伝来と普及 |
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「倭」から「日本」へ 遣唐使と書籍 『日本国見在書目録』 諸家の日記にみえる記録 五山の僧侶と漢籍 五山寺院の書籍出版 |
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第六講 五山学僧の漢詩講義Ⅰ |
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律令制下の講学 五山寺院における講義 詩集の抄物 「江南春」詩の抄 「帰雁」詩の抄 「湘妃廟」詩の抄 「湘妃廟」詩余話(むきさい) |
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第七講 五山学僧の漢詩講義Ⅱ |
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『古文真宝』の抄(『笑雲和尚抄』) 『古文真宝前集抄』 読書階層の拡大 |
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第八講 江戸時代における漢詩の翻訳・翻案 |
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営業出版のはじまり 森川許六の『和訓三体詩』 『和訓三体詩』の俳文 大衆文芸と漢詩 『六朝詩選俗訓』と『訳注聯珠詩格』 |
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第九講 江戸時代の漢籍出版Ⅰ |
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写本と刊本 本屋仲間と板株 「類版」をめぐる訴訟 嵩山房と『唐詩選』 『唐詩選』と服部南郭 『唐詩選』の重版事件 |
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第十講 江戸時代の漢籍出版Ⅱ |
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『唐詩選』が「売買停止」に 幻の『唐詩訓解素本』 『唐詩選掌故』をめぐる対立 『唐詩国字弁』をめぐる「出入」 |
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第十一講『唐詩選』の和語解・画本など |
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嵩山房『唐詩選』の各種 『唐詩選』和語解の各種 四代目小林新兵衛という人 かるたと画本 |
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第十二講 文人と書商 |
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古文辞派批判の新風 江湖派の文人と書商たち 宋代詩集の諸本 書商たちの積極的関与 万笈堂英平吉と館柳湾 鷗外『伊沢蘭軒』にみえる書商 |