タイトルコード |
1000100365476 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
沖縄戦場の記憶と「慰安所」 |
書名ヨミ |
オキナワ センジョウ ノ キオク ト イアンジョ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
洪 【ユン】伸/著
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著者名ヨミ |
コウ インシン |
出版地 |
東京 |
出版者 |
インパクト出版会
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出版年月 |
2016.2 |
本体価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-7554-0259-3 |
ISBN |
4-7554-0259-3 |
数量 |
494p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
219.9
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件名 |
沖縄県-歴史
太平洋戦争(1941〜1945)
慰安婦
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内容紹介 |
沖縄の130カ所の「慰安所」、住民は何を見たのか。沖縄諸島、大東諸島、先島諸島に日本軍が設置した「慰安所」の成立から解体までを追い、朝鮮人「慰安婦」を根底に、沖縄戦分析の新たな切り口を提示する。 |
著者紹介 |
1978年韓国生まれ。早稲田大学アジア太平洋研究科修士・博士。専攻は国際関係学。青山学院大学非常勤講師。 |
目次タイトル |
序章 記憶の空間/空間の記憶 |
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1.「空間概念」としての一九四五年。そして、何故、沖縄か。 2.あなたは何処から来たのか-居場所と逃げ場について 3.「慰安所」という状況 4.「関係」としての学問 5.朝鮮ピーとアパラギーミドォン |
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第1部 資本と「慰安所」 |
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第1章 プランテーションの島の「慰安所」-大東諸島 |
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1.「ニライカナイ」の島 2.沖縄における「慰安所」第一号、南大東島 3.「開拓」という名の支配 4.ラサ島、軍隊だけの絶海の島の「慰安所」 5.戦中の「自活作戦」 |
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第2部 沖縄戦・村に入った慰安所 |
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第2章 二つの占領と「慰安所」 |
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1.風紀論争、「朝鮮ピー」が来るということ 2.航空要塞としての沖縄と「慰安所」 |
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第3章 沖縄戦における飛行場建設と「慰安所」 |
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1.「東洋一の伊江島飛行場」建設と「慰安所」 2.徴用の島の三角兵舎と「慰安所」 3.要塞建築勤務第6中隊と「慰安所」 4.仮「慰安所」と、ある「衛生方針」 5.島を去る人と残る人、そして「慰安婦」 6.「木の上の兵士」と女子看護婦の記憶 |
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第4章 米軍上陸の拠点となった読谷「北飛行揚」の「慰安所」 |
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1.農民と「慰安所」 2.読谷における「慰安所」の分布 3.「慰安所」が設置された集落の「日常」 |
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第5章 日本軍の補助飛行場から「太平洋の要石」となった嘉手納 |
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1.嘉手納「中飛行場建設」と住民 2.嘉手納大通りの「慰安所」と公然/秘密 3.朝鮮人「慰安婦」と大山医院 4.街中の辻の女たちの「慰安所」・桑江ヌ前 5.「北・中飛行場問題」と、動く「慰安所」 |
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第6章 激戦地、中・南部における未完の飛行場建設と「慰安所」 |
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1.陣地構築の村・一家全滅を抱える村における「慰安所」 2.『石兵團會報』の「慰安所」記述にみる日本軍の住民観 3.中部・南部(島尻)の駐屯軍隊の「慰安所」規定と住民 |
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第3部 米軍上陸の「有った」島/「無かった」島における「慰安所」 |
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第7章 北部における「慰安所」の展開 |
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1.小学校と「慰安所」のある風景 2.疎開者、避難民、そして「立ち入り禁止区域」の女たち 3.戦時動員された人々のみた八重岳周辺の「慰安所」 |
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第8章 地上戦の予感と「性」 |
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1.10・10空襲以降の住民の日本軍に対する視線の変化 2.「強かん恐怖」という「死の政治」 3.Love Day以降の「飢え」という問い 4.「占領空間」と「解放空間」を生きる女たちとある民主主義 |
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第9章 もう一つの沖縄戦、「喰い延ばし戦」の島・宮古島 |
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1.沖縄・宮古島における要塞化と「慰安婦」とされた女たち 2.明治節で響く「アリラン」と「アパラギー、ミドゥン」 3.宮古島における「捨石作戦」と「慰安所」 4.「喰い延ばし戦」と「慰安婦」 |
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終章 「記憶の場」としての「慰安所」 |
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補章 韓国における「沖縄学」の系譜 |
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補章を寄せる前に-戦後七〇周年、二つの裁判と「学問」/「運動」 1.構成すべき「呼び名」の揺らぎ 2.一九六〇年代、呼び名、琉球=「ゆぅぐぅ」の登場 3.一九七〇年代、軍事独裁時代の加速化-韓国民俗学のなかの「おきなわ」 4.一九八〇年・一九九〇年代韓国の日本学の「ゆぅぐぅ」/「おきなわ」 5.一九九〇年代中半〜現在、「共感」と「連帯」という問題 6.韓国で沖縄を語ることの困難さ-「地図上の記憶」から「戦場の記憶」へ |