タイトルコード |
1000100376938 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
労働契約成立の法構造 |
書名ヨミ |
ロウドウ ケイヤク セイリツ ノ ホウコウゾウ |
|
契約の成立場面における合意と法の接合 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
新屋敷 恵美子/著
|
著者名ヨミ |
シンヤシキ エミコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
信山社出版
|
出版年月 |
2016.3 |
本体価格 |
¥13000 |
ISBN |
978-4-7972-2755-0 |
ISBN |
4-7972-2755-0 |
数量 |
21,476p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
366.51
|
件名 |
労働契約
|
内容紹介 |
労働をめぐる法における合意とは何なのか。労働契約の成立自体が、合意を基礎としつつ、いかなる要素から成り、合意がどのように労働契約をめぐる法規範と結びつく契機を有するのかを解明する。 |
目次タイトル |
序章 |
|
第1節 問題の所在 第2節 分析対象としての労働契約の成立 第3節 労働契約の成立の構成要素 第4節 紛争解決における合意と合意外規範の意義 第5節 契約外的関係性の出現と労働契約の成立理論 第6節 本書の課題と分析の対象・順序 |
|
第1部 イギリスにおける労務提供契約成立の法構造 |
|
第1章 予備的考察 |
|
第1節 契約法における契約の成立要件 第2節 労働法の法適用決定における基準としての契約 第3節 事実審と法律審 第4節 契約の有無の判断内容と考察手順 |
|
第2章 契約の成立要件(1)-約因 |
|
第1節 契約の性質としての登場 第2節 契約の成立要件への移行 第3節 労働者の契約と約因 第4節 拘束性の程度 第5節 小括 |
|
第3章 契約の成立要件(2)-契約意思 |
|
第1節 予備的考察 第2節 判断枠組みの形成と不明確性の残存 第3節 黙示の雇傭契約の可能性の追求 第4節 場面の識別と必要性要件の明確化 第5節 小括 |
|
第4章 契約の性質 |
|
第1節 身分基準から契約基準への移行 第2節 契約の性質の特定と具体化 第3節 小括 |
|
第5章 労務提供契約の認定と契約解釈 |
|
第1節 権利義務の認定における当事者・解釈者・契約類型の意義 第2節 法律問題から事実問題へ 第3節 当事者意思(契約構造)による契約解釈手法の選択 第4節 契約類型にかかる法の趣旨ないし政策 第5節 小括 |
|
第6章 契約の新たな役割と契約外規範 |
|
第1節 学説における理論展開 第2節 雇用の継続性と労務提供契約の成立 第3節 集団的労働関係法における労働者概念 第4節 小括 |
|
第7章 総括 |
|
第1節 判断の二段階と全体像 第2節 契約の成立-契約法の領域 第3節 契約の性質-労働法の領域 第4節 契約解釈作業 第5節 契約外規範ないし契約外的関係性 |
|
第2部 日本における労働契約成立の法構造 |
|
第1章 労働契約の成立の法構造 |
|
第1節 労働契約の成立と合意と法 第2節 労働契約の成立の構成要素 第3節 主観的内容と契約解釈 |
|
第2章 労働契約の成立の法構造からの新たな視角 |
|
第1節 成立への視角 第2節 内容への視角-課題と展望 |