タイトルコード |
1000100410185 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
華人のインドネシア現代史 |
書名ヨミ |
カジン ノ インドネシア ゲンダイシ |
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はるかな国民統合への道 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
貞好 康志/著
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著者名ヨミ |
サダヨシ ヤスシ |
出版地 |
松本 |
出版者 |
木犀社
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出版年月 |
2016.7 |
本体価格 |
¥5500 |
ISBN |
978-4-89618-064-0 |
ISBN |
4-89618-064-0 |
数量 |
471p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
316.824
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件名 |
中国人(インドネシア在留)-歴史
民族問題-インドネシア
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注記 |
関連年表:p424〜428 文献:p430〜455 |
内容紹介 |
オランダ植民地期の19世紀末頃に中国から移民してきた「華人」を主人公にしたインドネシア現代史、熾烈な反華人暴動にさらされながらも「母なるインドネシア」を希求してきた華人たちの苦闘の歴史を描く。 |
著者紹介 |
1964年福岡県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程(単位取得退学)、学術博士(東南アジア地域研究)。神戸大学大学院国際文化学研究科・教授。 |
目次タイトル |
序 インドネシアの国民統合と華人 |
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1 華僑、華人、プラナカン 2 さまざまなナショナリズムと華人 3 本書の特徴・構成と資料 |
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Ⅰ 華人問題の原型 |
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一 近代植民地支配への対抗運動と華人 |
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1 オランダ植民地支配の「人種原理」 2 華人運動の勃興と展開 3 「インドネシア」への胎動と華人 |
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二 インドネシア華人党PTIとコー・クワット・ティオン |
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1 コーの履歴と諸運動-一九二〇年代まで 2 PTIの結成-リム、コーの言動と思想 3 PTIとインドネシア・ナショナリズムの接点 4 「スタルジョ請願」をめぐって 5 PTIの最期 補 インドネシア独立後のコー・クワット・ティオン |
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Ⅱ 「インドネシア志向」への試練 |
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三 戦争・革命・独立と華人 |
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1 日本軍政とインドネシア華人 2 インドネシア独立戦争と華人 3 経済土着主義、国籍問題、バプルキの発展-一九五〇年代 |
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四 華人の同化論争 |
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1 論争の発端 2 論争の展開 3 「総括」 |
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五 権力闘争との結合 |
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1 同化運動とバプルキ-政争への深入り 2 九月三〇日事件による急転 |
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Ⅲ 華人政策と矛盾の拡大 |
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六 「同化」のねらい |
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1 国防治安政策と華人の「同化」 2 経済復興政策と華人の「同化」 |
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七 華人をめぐる動向と言説 |
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1 マラリ事件と体制側の対応 2 「華人問題」論の再燃-一九八〇年代 3 華人たちの諸言説 |
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八 カタストロフィへ |
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1 対中復交と国籍問題 2 華人コングロムラットをめぐって 3 複合危機、大暴動、スハルト体制の終焉 |
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Ⅳ 新たな「インドネシア民族」へ |
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九 「インドネシア志向」のゆくえ |
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1 「大討論」の概要 2 「華人性」重視とみなされるグループ 3 「普遍性」重視とみなされるグループ 4 その他のグループ |
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一〇 華人政策の転換と二〇〇六年国籍法 |
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1 さまざまな法・制度改革-ハビビ、ワヒド、メガワティ政権期 2 二〇〇六年国籍法-ユドヨノ政権下の転換 |