タイトルコード |
1000100411234 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
子どもと法 |
書名ヨミ |
コドモ ト ホウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
丹羽 徹/編
|
著者名ヨミ |
ニワ トオル |
出版地 |
京都 |
出版者 |
法律文化社
|
出版年月 |
2016.7 |
本体価格 |
¥2400 |
ISBN |
978-4-589-03786-2 |
ISBN |
4-589-03786-2 |
数量 |
5,174p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
320.4
|
件名 |
法律
児童
|
注記 |
文献:p166〜167 |
内容紹介 |
「権利主体としての子ども」の位置付けを行い、家庭、学校、社会の各場面で子どもが出会う法の具体的有り様を論じる。さらに、子どもの未来という視点から大人の責任についても考える。 |
著者紹介 |
龍谷大学法学部教授。 |
目次タイトル |
序章|子ども期と法 |
|
第1部 子どもと法 |
|
第1章|子どもの人権と憲法とのかかわりはどうなっているか |
|
1 人一般の権利としての人権と子ども 2 日本国憲法と子どもの権利 3 子どもの政治的権利 |
|
第2章|『子どもと法』における「子ども」とは誰なのか |
|
1 「子ども」ということば 2 『子どもと法』における「子ども」 3 各種法令における「子ども」の定義と表記 4 成年年齢引き下げの動向 <コラム>口承から楽譜へ? |
|
第3章|外国に連れ去られた子どもはどう扱われるのか |
|
1 国際結婚と子ども 2 ハーグ条約とは 3 日本での返還手続き 4 ハーグ条約と子どもの権利 |
|
第2部 家庭と子ども |
|
第4章|親子関係はいつ,どのように成立するか |
|
1 実親子関係 2 養親子関係 3 親子関係と「子の福祉」 |
|
第5章|生殖補助医療で出生した子の法的地位はどうなっているか |
|
1 はじめに 2 人工授精 3 代理懐胎 4 生殖補助医療と「子の福祉」 |
|
第6章|親権の範囲はどこまで及ぶのか |
|
1 親権とは 2 離婚と子ども 3 子どもの虐待 4 親権と「子の福祉」 |
|
第7章|子どもを育てるためにどんな福祉制度が使えるのか |
|
1 子どもの福祉とは 2 子どもの福祉の機関・施設・手当 3 保育と子育て支援 |
|
第3部 学校と子ども |
|
第8章|学校は何のためにあるのか |
|
1 近代公教育とは何か 2 公教育はなぜ正当化できるのか 3 日本の公教育制度 |
|
第9章|子どもにとって教育が権利であるとはどういう意味なのか |
|
1 教育を受ける権利とは 2 教育における権限と自由 |
|
第10章|障がい児にとって教育を受ける権利とは何か |
|
1 障がい者とその処遇の動向 2 日本における障がい児教育の成立と展開 3 障がい児教育の現状と課題 |
|
第11章|いじめや体罰に遭ったら学校は守ってくれるのか |
|
1 世界で深刻化するいじめ 2 時代とともに変わる「いじめ」の定義 3 いじめ事件をめぐる学校の責任 4 なくならない「体罰」 5 「体罰」についての概念 6 「体罰」と「懲戒」の境界 7 「体罰のない学校づくり」 <コラム>子どもの遊ぶ権利 |
|
第4部 社会と子ども |
|
第12章|子どもが犯罪をしたら手続きはどうなるのか |
|
1 非行少年と少年法および児童福祉法 2 家庭裁判所に至るまでの手続き 3 家庭裁判所における手続き 4 保護処分 5 少年の刑事事件 |
|
第13章|少年法はどうあるべきなのか |
|
1 少年法の改正 2 少年法の対象年齢の引き下げ |
|
第14章|現代の日本でも「子どもの貧困」はあるのか |
|
1 「子どもの貧困」という問題 2 不登校 3 働く子ども 4 「子どもの貧困」根絶に向けた課題 |
|
第15章|世界の子どもと日本の子どもはどのような状況にあるか |
|
1 子どもの権利に対する国際的保障 2 子ども兵(Child Soldier) 3 児童婚(Child Marriage)と女性器切除(FGM/C:Female Genital Mutilation/Cutting) 4 日本のなかの世界 |
|
第16章 私たちに求められる「未来への責任」とは何なのか |
|
1 今問われている「未来への責任」 2 「未来への責任」の思想 3 「未来への責任」の国際宣言 4 「未来への責任」と憲法 5 未来への責任と日本国憲法 <コラム>「チーム学校」の一員としてのスクールソーシャルワーカーとは |