タイトルコード |
1000100416185 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
遵法責務論 |
書名ヨミ |
ジュンポウ セキムロン |
叢書名 |
法哲学叢書
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叢書番号 |
10 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
横濱 竜也/著
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著者名ヨミ |
ヨコハマ タツヤ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
弘文堂
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出版年月 |
2016.8 |
本体価格 |
¥3600 |
ISBN |
978-4-335-30095-0 |
ISBN |
4-335-30095-0 |
数量 |
11,267,15p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
321.1
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件名 |
法哲学
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注記 |
文献:巻末p7〜15 |
内容紹介 |
遵法責務問題を考えることは本当に必要なことなのか。そもそも、法が不正であるにもかかわらず、それに従う道徳的義務があるとはどういうことなのか。それらの問いに真正面から挑み、遵法責務の正当化根拠を鮮やかに示す。 |
著者紹介 |
1970年大阪府生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科基礎法学専攻博士課程修了。博士(法学)。首都大学東京都市教養学部法学系助教を経て、静岡大学学術院人文社会科学領域准教授。 |
目次タイトル |
第一章 序論 |
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一 一応の義務 二 遵法責務とは何をする責務か 三 遵法責務の正当化はいつ成功するか |
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第一部 法概念と遵法責務 |
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第二章 法は権威である |
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一 排除理由・置換理由としての権威 二 強行理由としての権威 |
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第三章 法は権威ではない |
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一 法は一階の理由である 二 理論的権威としての法 三 法内在的価値へ |
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第四章 最小主義 |
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一 法は理由ではない 二 法内在的価値の否定 |
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第五章 純一性論 |
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一 純一性-法を正当化する責任としての遵法責務 二 純一性論の限界とその教訓 三 小括 |
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第六章 法内在的価値 |
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一 手続的自然法論 二 正義要求論 三 法の支配と政治的責務 四 小括 |
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第二部 政治的責務論 |
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第七章 同意理論 |
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一 同意の諸態様と政治的責務の正当化 二 なぜ同意なのか-政治的責務論の意義 |
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第八章 連帯責務論 |
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一 連帯責務論の定式化と批判 二 連帯責務と不同意 |
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第九章 帰結主義的正当化 |
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一 直接帰結主義による議論 二 間接帰結主義による議論 三 帰結主義的正当化と法内在的価値 四 帰結主義的正当化の限界 |
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第十章 公平性論 |
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一 公平性論の定式化 二 公平性論の射程の限定 三 公平性論擁護の試みとその限界 四 公平性自体は内在的価値ではない |
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第十一章 正義の自然的義務論 |
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一 正義と現実の統治のへだたり-ロールズ 二 正義の適用問題としての政治的責務問題-ウォルドロン 三 よきサマリヤ人の義務からの議論-ウェルマン |
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第十二章 統治者に対する敬譲 |
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一 支配権論 二 感謝論 三 統治者に対する敬譲 四 民主制と敬譲-正義要求を保障する制度とは何か |