タイトルコード |
1000100440792 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
魯迅後期試探 |
書名ヨミ |
ロジン コウキ シタン |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
中井 政喜/著
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著者名ヨミ |
ナカイ マサキ |
出版地 |
日進 |
出版者 |
名古屋外国語大学出版会
丸善雄松堂(発売)
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出版年月 |
2016.10 |
本体価格 |
¥6500 |
ISBN |
978-4-908523-04-5 |
ISBN |
4-908523-04-5 |
数量 |
412,8p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
920.278
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個人件名 |
魯迅 |
注記 |
魯迅略年譜:p398〜399 文献:p400〜412 |
内容紹介 |
魯迅の前期と後期における文学論と思想面の継承と発展を跡づけ、マルクス主義文芸理論をどのように受容したのか解明。さらに、後期において、魯迅が当時のソビエト連邦の社会をどのようなものとして受けとめたのかを考察する。 |
目次タイトル |
第一章 「祝福」について |
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第一節 はじめに 第二節 民衆と旧社会との間で 第三節 一九二四年初めころの魯迅の思想的精神的状況と、語り手「私」 第四節 さいごに |
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第二章 「離婚」について |
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第一節 はじめに 第二節 「離婚」の先行研究と課題 第三節 一九二五年ころの民衆観 第四節 一九二五年ころの社会観と女師大事件 第五節 愛姑の性格・思想と反抗・闘争について |
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第三章 「阿金」について |
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第一節 はじめに 第二節 阿金の生活する社会と時代 第三節 阿金の諸相 第四節 さいごに |
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第四章 一九二六年二七年の民衆観 |
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第一節 はじめに 第二節 『朝花夕拾』『華蓋集続編』等における社会像・民衆像・知識人像等 第三節 四・一二クーデターの衝撃と国民革命の挫折 第四節 さいごに |
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第五章 「進化論から階級論へ」 |
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第一節 はじめに 第二節 魯迅の進化論について 第三節 さいごに |
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第六章 「蘇俄的文芸政策」について |
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第一節 はじめに 第二節 ソビエト連邦の文学諸潮流の概略(一九一七〜一九二九) 第三節 「蘇俄的文芸政策」をめぐって 第四節 魯迅の翻訳における「蘇俄的文芸政策」の意味 第五節 さいごに |
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第七章 一九二六年から三〇年前後のマルクス主義文芸理論の受容 |
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第一節 はじめに 第二節 一九二六年三・一八惨案から二七年にかけての有島武郎・トロツキー等の影響 第三節 一九二八年「革命文学論争」以降から三〇年ころにかけて 第四節 さいごに |
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第八章 ルナチャルスキーの人道主義 |
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第一節 はじめに 第二節 魯迅の前期における人道主義について 第三節 魯迅の後期における人道主義に対する考え方 第四節 さいごに |
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第九章 ソ連の同伴者作家の文学とプロレタリア文学 |
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第一節 はじめに 第二節 革命文学論争において魯迅が批判された課題 第三節 ソ連の同伴者作家の小説とプロレタリア作家の小説の翻訳 第四節 さいごに |
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第一〇章 『蘇聯聞見録』について |
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第一節 はじめに 第二節 『蘇聯聞見録』(林克多著)について 第三節 さいごに |