タイトルコード |
1000100458926 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
現代素粒子物理 |
書名ヨミ |
ゲンダイ ソリュウシ ブツリ |
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実験的観点からみる標準理論 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
末包 文彦/共著
久世 正弘/共著
白井 淳平/共著
湯田 春雄/共著
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著者名ヨミ |
スエカネ フミヒコ クゼ マサヒロ シライ ジュンペイ ユタ ハルオ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
森北出版
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出版年月 |
2016.12 |
本体価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-627-15581-7 |
ISBN |
4-627-15581-7 |
数量 |
6,247p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
429.6
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件名 |
素粒子
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注記 |
文献:p242〜243 |
内容紹介 |
素粒子物理を肌で理解するうえでの肝となる物理的な考え方を解説するテキスト。素粒子物理の歴史的な発展の経緯を大切にしつつ、個々の現象を見透かせるように実験的観点にも留意する。 |
著者紹介 |
東北大学ニュートリノ科学研究センター准教授。理学博士(東京工業大学)。 |
目次タイトル |
第1章 標準理論でとらえる素粒子の世界 |
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1.1 素粒子の基本特性 1.2 標準理論と基本粒子 1.3 素粒子の運動と相互作用 1.4 対称性と保存則 演習問題 |
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第2章 レプトンの反応 |
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2.1 電磁相互作用による散乱断面積 2.2 レプトンと弱い相互作用 2.3 ポジトロニウム 2.4 ニュートリノの混合と振動 演習問題 |
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第3章 弱い相互作用と粒子の崩壊 |
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3.1 クォークの質量固有状態とカビボ理論 3.2 荷電πメソンの崩壊 3.3 荷電Kメソンの崩壊 3.4 中性子の崩壊 3.5 パリティ対称性の破れ 3.6 [60]Co核のベータ崩壊におけるパリティの破れの発見 演習問題 |
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第4章 ハドロンとその特性 |
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4.1 ハドロンの基本的物理量 4.2 πメソンの量子特性 4.3 ハドロンとアイソスピン 4.4 ハドロン・共鳴状態の発見 演習問題 |
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第5章 核子のパートン構造とQCD |
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5.1 物質の構造と散乱公式 5.2 核子の形状因子 5.3 深非弾性散乱 5.4 クォーク・パートン模型 5.5 さまざまなレプトン-核子散乱実験から得られたパートン分布関数 5.6 量子色力学(QCD) 演習問題 |
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第6章 ハドロンのクォーク模型 |
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6.1 ハドロンのクォーク構造 6.2 クォークの質量 6.3 メソンの構造 6.4 軽いメソンのクォーク構造 6.5 バリオンの構造 6.6 中性カラー状態 演習問題 |
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第7章 重いフェルミオンとゲージボソンの探索 |
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7.1 チャームクォークとその質量の予言 7.2 チャームクォーク 7.3 τレプトンの発見 7.4 ボトム粒子 7.5 トップクォークの発見 7.6 W±とZ[0]の発見 演習問題 |
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第8章 CKM行列とその測定 |
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8.1 カビボ・小林・益川行列 8.2 CKM行列のウォルフェンスタイン表示 演習問題 |
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第9章 CP対称性の破れ |
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9.1 CKM 行列要素とその複素共役 9.2 K[0]系でのCP非対称性 9.3 B[0]系でのCP非対称性 9.4 ニュートリノ系でのCP非対称性 演習問題 |
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第10章 ニュートリノ |
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10.1 標準理論におけるニュートリノ 10.2 ニュートリノの質量の探索 10.3 世代数の決定 10.4 ニュートリノ振動 10.5 ニュートリノ振動実験 10.6 ニュートリノの未解決問題 演習問題 |
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第11章 標準理論と今後の展望 |
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11.1 ゲージ対称性とゲージボソン 11.2 QCD 11.3 自発的対称性の破れ 11.4 電弱統一理論 11.5 フェルミオンの質量と混合 11.6 ゲージボソン-フェルミオン結合項 11.7 電弱理論の実験的検証 11.8 ヒッグス粒子の質量の予言と電弱理論の勝利 11.9 ヒッグス粒子の発見 11.10 最後に 演習問題 |
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付録A 物理定数と便利な使い方 |
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演習問題 |
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付録B 特殊相対論 |
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B.1 4元ベクトルとローレンツ変換 B.2 エネルギー・運動量保存と素粒子の質量 B.3 微分演算子の4元ベクトル |
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付録C 素粒子物理と量子力学的効果 |
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C.4 基礎方程式 C.5 素粒子の交換関係 C.6 ヘリシティとカイラリティ C.7 散乱断面積の計算 |
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付録D クレブシュ-ゴルダン係数 |
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付録E 代表的な素粒子のリスト |