タイトルコード |
1000100752923 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
古代天皇祭祀・儀礼の史的研究 |
書名ヨミ |
コダイ テンノウ サイシ ギレイ ノ シテキ ケンキュウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
佐野 真人/著
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著者名ヨミ |
サノ マサト |
出版地 |
京都 |
出版者 |
思文閣出版
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出版年月 |
2019.10 |
本体価格 |
¥12000 |
ISBN |
978-4-7842-1977-3 |
ISBN |
4-7842-1977-3 |
数量 |
6,389,16p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.09
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件名 |
有職故実
日本-歴史-平安時代
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注記 |
文献:p374〜384 |
内容紹介 |
天智天皇系皇統意識(新王朝意識)の見直しを出発点に、平安時代初期の桓武天皇朝・嵯峨天皇朝における儀礼の導入や整備、文徳天皇朝以降の儀礼の変遷や新たな儀礼の創出を考察。古代日本の儀礼秩序の構築過程を解き明かす。 |
著者紹介 |
昭和57年静岡県生まれ。皇學館大学大学院文学研究科博士後期課程国史学専攻単位取得満期退学。博士(文学)。同大学研究開発推進センター助教。 |
目次タイトル |
序論 本書の視点 |
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一 本書の目的 二 本書の構成 |
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第一部 桓武天皇朝の皇統意識再考と儀礼の導入 |
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第一章 桓武天皇と儀礼・祭祀 |
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はじめに 一 降誕から諸王時代 二 光仁天皇(白壁王)の即位 三 山部親王の立太子 四 桓武天皇の即位 五 平安遷都後の桓武天皇と怨霊 六 石上社の器仗運収 七 氏族と神祇の掌握 おわりに |
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第二章 日本における昊天祭祀の受容 |
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はじめに 一 郊祀に関する諸説 二 冬至の郊祀と朝賀儀 三 日本の昊天祭祀 おわりに |
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第三章 奈良時代に見られる郊祀の知識 |
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はじめに 一 『経国集』に残る天平三年(七三一)の対策 二 知識としての冬至儀礼伝来と聖武天皇即位 おわりに |
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第四章 山陵祭祀より見た皇統意識の再検討 |
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はじめに 一 二つの皇統意識 二 九世紀以降の天智天皇・桓武天皇に対する認識 三 光仁天皇に対する認識 おわりに |
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第五章 古代日本の宗廟観 |
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はじめに 一 「宗廟=山陵」概念の再検討の必要性 二 中国における「陵」「廟」の概念 三 日本の宗廟概念 おわりに |
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第六章 「不改常典」に関する覚書 |
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はじめに 一 『続日本紀』に見える即位宣命の検討 二 「不改常典」と「天智天皇の定めた法」の発言者 おわりに |
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第二部 古代正月儀礼の整備と変質 |
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第七章 天地四方拝の受容 |
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はじめに 一 天地四方拝 二 『礼記』の伝来と受容 三 元旦四方拝への組み込み おわりに |
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第八章 唐帝拝礼作法管見 |
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はじめに 一 日本における両段再拝の例 二 『大唐開元礼』皇帝拝五陵における皇帝の拝礼作法 三 山陵拝以外に見られる「再拝又再拝」の例 おわりに |
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第九章 「儀仗旗」に関する一考察 |
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はじめに 一 儀仗旗の受容 二 『正倉院文書』に見える儀仗旗 三 儀式書に見える儀仗旗 おわりに |
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第十章 正月朝覲行幸成立の背景 |
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はじめに 一 中国における朝覲 二 正月朝覲行幸の整備と滋野貞主 四 朝覲行幸の儀式次第 おわりに |
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第十一章 朝賀儀と天皇元服・立太子 |
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はじめに 一 天皇元服と朝賀儀の関係 二 一条天皇の元服と朝拝(朝賀) 三 後一条天皇の元服と朝賀 四 朝賀儀における皇太子の奏賀 おわりに |
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第十二章 延長七年元日朝賀儀の習礼 |
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はじめに 一 『政事要略』所引『吏部王記』に見る朝賀習礼 二 『西宮記』所引『醍醐天皇御記』に見る延長七年(九二九)の朝賀儀 おわりに |
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第十三章 小朝拝の成立 |
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はじめに 一 拝礼と日常政務の場 二 元日朝賀儀と小朝拝 おわりに |
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第十四章 皇后拝賀儀礼と二宮大饗 |
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はじめに 一 皇后の正月儀礼 二 拝賀儀と二宮大饗の関連性 三 二宮大饗と大臣大饗 四 拝賀儀から大饗へ おわりに |
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結論 |