タイトルコード |
1000100888037 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
アーダルベルト・シュティフターにおける学びと教育形態 |
書名ヨミ |
アーダルベルト シュティフター ニ オケル マナビ ト キョウイク ケイタイ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
磯崎 康太郎/著
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著者名ヨミ |
イソザキ コウタロウ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
松籟社
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出版年月 |
2021.3 |
本体価格 |
¥4500 |
ISBN |
978-4-87984-406-4 |
ISBN |
4-87984-406-4 |
数量 |
299p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
940.268
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件名 |
教育
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個人件名 |
Stifter Adalbert |
注記 |
文献:p269〜286 |
内容紹介 |
19世紀オーストリアの作家・教育者、アーダルベルト・シュティフター。年少者が年長者を「まねぶ」ことから生まれる世代間伝達など、多様な教育形態を提示する彼の作品世界を、近年の教育学の知見を援用しながら捉えなおす。 |
目次タイトル |
序章 シュティフター研究における教育の問題 |
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一 教育者シュティフターについての研究小史 二 教養理念(Bildungsidee)と教育(Erziehung) |
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第一章 「最初の子どもの物語」と教育の挫折-『森ゆく人』 |
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一 『森ゆく人』における言語形成と学びの過程 二 ゲオルクの教育 三 空虚な言語 |
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第二章 自律への道程-『みかげ石』、『水晶』への改作の過程から |
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一 『みかげ石』における教育的問答と主体的な学び 二 『水晶』における迷い歩きと配慮の言語 三 価値の相対化 四 学校録と『石さまざま』 |
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第三章 『晩夏』の教育形態とハインリヒの学び |
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一 名指しと学校教育の欠如 二 「薔薇の館」の教育計画とハインリヒの学び 三 教育者と被教育者の関係 四 「薔薇の館」を超えて |
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第四章 『読本』と『森の泉』における教材としてのゲーテ作品 |
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一 ゲーテ読者としてのシュティフター 二 シュティフターの『読本』とその背景 三 『森の泉』におけるゲーテ作品の暗唱 |
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第五章 『曾祖父の書類綴じ』における手記と自己教育 |
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一 手記と自己教育-『ナレンブルク』と『曾祖父の書類綴じ』習作集稿 二 最終稿における手記への取り組み 三 最終稿における教育観の変化と作家の自伝的記述 |
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終章 教育者シュティフターと終局に含まれた始点 |
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一 学び手の主体性と非認知能力 二 学びの環境 三 シュティフター文学の教育的転換点 四 シュティフターの終局に含まれた始点 |