タイトルコード |
1000100081248 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
中国の水土流失 |
書名ヨミ |
チュウゴク ノ スイド リュウシツ |
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史的展開と現代中国における転換点 |
叢書名 |
現代中国地域研究叢書
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叢書番号 |
5 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
松永 光平/著
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著者名ヨミ |
マツナガ コウヘイ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勁草書房
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出版年月 |
2013.7 |
本体価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-326-34895-4 |
ISBN |
4-326-34895-4 |
数量 |
13,185p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
613.51
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件名 |
土壌
侵蝕
黄土高原
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注記 |
文献:p163〜171 |
内容紹介 |
中国の耕地減少の最大の原因の一つは水土流失(土壌侵食)である。自然と人為の要因それぞれが与える影響の変遷を明らかにするとともに、現代中国の水土保全への取り組みを紹介し、問題解決のための可能性について論じる。 |
著者紹介 |
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任講師。博士(環境学)。専攻は総合地球環境学、現代中国地域研究、地理情報科学。2013年、日本地理学会若手奨励部門受賞。 |
目次タイトル |
序章 水土流失の史的展開の研究史と新たな視点 |
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第1章 水土流失の起源と現状 |
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はじめに 第1節 水土流失の現状 第2節 水土流失の起源 おわりに |
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第2章 有史以前の水土流失の特徴 |
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はじめに 第1節 対象地域と方法 第2節 有史以前の水土流失と地形の分化 おわりに |
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第3章 水土流失の自動検出手法の開発 |
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はじめに 第1節 水土流失自動抽出手法の概要 第2節 結果 第3節 考察 おわりに |
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第4章 水土流失の自然要因と地域特性 |
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はじめに 第1節 水土流失の地域特性 第2節 水土流失の自然要因 おわりに |
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第5章 歴史時代の水土流失と地域境界の移動 |
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はじめに 第1節 侵食谷の発達状況 第2節 台地から丘陵へ変化するプロセス 第3節 歴史時代の水土流失と地域境界の移動 おわりに |
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第6章 人間・自然の複合要因による水土流失の史的展開 |
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はじめに 第1節 歴史時代における自然環境変動 第2節 歴史時代における人口動態と土地利用変化 第3節 人間・自然の複合要因による1,000年前の水土流失の加速 おわりに |
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第7章 民国期から1990年代にかけての水土保全への挑戦 |
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はじめに 第1節 民国期から計画経済期まで多用された水土保全技術 第2節 中華民国期における水土流失定量化と水土保全実験の開始 第3節 計画経済期(1950〜1970年代)における水土保全モデル事業の展開 第4節 改革開放期(1980年代〜)における小流域単位の水土保全と造林の地域的展開 第5節 近現代中国における水土保全効果の評価 おわりに |
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第8章 1999年以降における水土流失から緑化への転換点 |
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はじめに 第1節 退耕還林政策の水土保全効果と食料生産への影響 第2節 ポスト退耕還林における再開墾と水土流失の見込み おわりに |
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終章 水土流失問題の解決に向けて |