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蔵書情報

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所蔵数	1	在庫数	1	予約数	0

書誌情報サマリ

書名	知の政治経済学
著者名	ましこひでのり／著
著者名ヨミ	マシコヒデノリ
出版者	三元社
出版年月	2010.4

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資料情報

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No.	所蔵館	配架場所	請求記号	資料番号	資料種別	状態	個人貸出	在庫
1	東部図書館	書庫別Ａ	3615/299/	2102329207	一般	在庫	可	○

書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

タイトルコード	1000002077583
書誌種別	図書
書名	知の政治経済学
書名ヨミ	チノセイジケイザイガク
	あたらしい知識社会学のための序説
言語区分	日本語
著者名	ましこひでのり／著
著者名ヨミ	マシコヒデノリ
出版地	東京
出版者	三元社
出版年月	2010.4
本体価格	￥３６００
ISBN	978-4-88303-266-2
ISBN	4-88303-266-2
数量	401p
大きさ	21cm
分類記号	361.5
件名	知識社会学
注記	文献:p377～401
内容紹介	知の威信秩序とその格差構造、社会科学の射程および境界…。疑似科学を動員した知的支配の政治経済学的構造を、社会言語学・障害学等をもとに論じる「あたらしい知識社会学」のための序説。

内容細目

No.	内容タイトル	内容著者１	内容著者２	内容著者３	内容著者４
1	序章問題の日常的忘却としての「NIMBY(Not In My Back Yard)」を中心に
2	第1部人文・社会科学の政治経済学序説
3	第1章知の序列
4	1.「職業の貴賎」と「学術の序列」
5	2.「学術の序列」の基本構造
6	3.「学術の序列」の社会的基盤
7	4.世俗的価値の反転としてのアカデミズム
8	5.おわりに
9	第2章社会科学の射程=境界線・再考
10	1.はじめに
11	2.人文・社会・自然という領域の実態
12	3.言語科学のばあいを参考に
13	4.狭義の社会科学と広義の社会科学をかんがえる
14	5.予算獲得競争といった次元での政治労働をこえて
15	6.おわりに
16	第3章科学の対象としての文化・再考
17	1.研究対象としての「文化」
18	2.「下位文化」「大衆文化」の再検討
19	3.「生活文化」がてらしだす「文化」概念
20	4.科学的対象たりえる「文化」の諸相
21	5.おわりに
22	第2部ことばの政治経済学
23	第4章言語研究者の本質主義
24	1.はじめに:俗流言語論の存在基盤
25	2.日本語特殊論1:「漢字不可欠論」の新傾向について
26	3.日本語特殊論2:「カタカナ」語論をめぐって
27	4.専門家支配の追認=無自覚な偽善としての「いいかえ」
28	5.おわりに
29	第5章漢字依存と英語依存の病理
30	1.はじめに
31	2.近年の漢字表記論点描:いわゆる「人名用漢字」をめぐる騒動を中心に
32	3.近年の英語教育論の動向点描:早期教育の是非/いわゆる国際化/表記論など
33	4.そのほか
34	5.おわりに
35	第6章日本語特殊論をつらぬく論理構造
36	1.はじめに
37	2.表記体系の「特異性」論:3種類のまぜがき表記体系を中心に
38	3.「日本の美の象徴」としての「敬語」
39	4.おわりに
40	第7章辞書の政治社会学序説
41	1.はじめに
42	2.安田敏朗『辞書の政治学』をもとに
43	3.教養主義と権威主義のたそがれ
44	第8章日本語ナショナリズムの典型としての漢字論
45	1.はじめに
46	2.固有名詞表記および同音対立をめぐる漢字不可欠論
47	3.現状/前史の合理化イデオロギーの政治的意義
48	4.おわりに:疑似科学としての日本語論をこえて
49	第9章公教育における第二言語学習の選択権
50	1.はじめに
51	2.第一言語以外をまなばせる公教育空間の社会的機能
52	3.「言語権」からみた、公教育における第一言語/第二言語
53	4.生徒/教員の言語権覚醒の媒介項としてのエスペラント:あらたな言語権の確立
54	5.おわりに
55	第3部配慮と分離の政治経済学
56	第10章新憲法=安保体制における受苦圏/「受益」圏の分離・固定化としての琉日戦後史
57	1.はじめに
58	2.「施政権返還」(1972年)=《ふしめ》によってわけられる2つの4半世紀
59	3.4半世紀「新憲法」のソトにあった琉球列島への「本土」のまなざし
60	4.「新憲法」のもとにはいった琉球列島の4半世紀と「本土」のまなざし
61	5.駐留軍用地特別措置法「改正」の意味再考
62	第10章補論日本国憲法下における沖縄人の地位
63	1.はじめに
64	2.背理法により、「沖縄人を日本人にふくめない」現状を論証する
65	3.「違憲状態」をのりこえるために
66	第11章イデオロギー装置としての戸籍
67	1.はじめに:日本の戸籍制度の特異性
68	2.施政権返還後の、いわゆる無国籍児の事例をめぐって
69	3.沖縄戦による「滅失戸籍」再製がうきぼりにするもの
70	4.おわりに
71	第12章障がい者文化の社会学的意味
72	1.マイナーな知識としての障がい者文化
73	2.障がいゆえの文化と社会的文脈ゆえの文化
74	3.障がい者の多様性とネットワーク
75	4.文化の維持と多数派社会
76	5.文化的アイデンティティと、ほかの障がいへの差別意識
77	6.障がい者文化に社会学がとりくむ意義