タイトルコード |
1000100017403 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
第一次大戦の<影> |
書名ヨミ |
ダイイチジ タイセン ノ カゲ |
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世界戦争と日本文学 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
中山 弘明/著
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著者名ヨミ |
ナカヤマ ヒロアキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
新曜社
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出版年月 |
2012.12 |
本体価格 |
¥3200 |
ISBN |
978-4-7885-1315-0 |
ISBN |
4-7885-1315-0 |
数量 |
334p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
910.262
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件名 |
日本文学-歴史-大正時代
世界大戦(第一次)
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注記 |
関連略年譜:p323〜326 |
内容紹介 |
第一次大戦が日本社会にもたらした意味を、当時の新聞・雑誌、講談、演劇、短歌、落首などの題材をてがかりに具体的に明らかにする。「報道言語の中の世界戦争」「落首と米騒動」などを収録。 |
著者紹介 |
1961年東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。専攻は日本近代文学。博士(文学)。徳島文理大学文学部准教授。著書に「戦間期の『夜明け前』」など。 |
目次タイトル |
序章 第一次大戦と日本文学 |
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1 世界戦争を問う 2 本書の見取り図 3 「第一次大戦」という用語 |
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Ⅰ 戦争論の時空 |
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第一章 生田長江の戦争論 |
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1 論争の暴力性 2 生田長江の不快感 3 文士、立候補する 4 二つの戦争論 |
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第二章 中澤臨川の批評言説 |
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1 忘れられた批評家 2 「狂熱せる工学士」 3 ベルグソンの時代 4 盗用と批評言説 |
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Ⅱ 世界戦争とメディア言説 |
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第三章 報道言語の中の世界戦争 |
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1 紙の中の戦争 2 『神経病時代』と新聞 3 「印象批評」論争 4 二つの戦時報告 |
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第四章 『第三帝国』の岩野泡鳴 |
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1 『第三帝国』という雑誌 2 「二重生活」論争 3 離婚闘争とジェンダー 4 戦争論と選挙論 |
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Ⅲ 第一次大戦とパフォーマンス |
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第五章 <社会講談>という戦法 |
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1 <社会講談>という試み 2 伝統主義とは何か? 3 講談を創りかえる 4 <社会講談>の戦略 |
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第六章 坪内逍遙のデモクラシー |
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1 「文化戦争」とは何か? 2 早稲田騒動 3 ページェントとデモクラシー 4 ページェントの出典 |
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第七章 現象としての<レマルク> |
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1 『西部戦線異状なし』ブーム 2 秦豊吉という翻訳者 3 戦争の劇化 4 検閲と戦争 |
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Ⅳ 第一次大戦の現象学 |
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第八章 <赤光>の時代 |
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1 「短歌滅亡論」の周辺 2 伊藤左千失の死因 3 短歌と世界戦争 4 『赤光』模倣歌 |
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第九章 落首と米騒動 |
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1 落首というコンセプト 2 与謝野晶子と河上肇 3 米騒動と戯れ歌 4 安成二郎の落首 |
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第一〇章 野口米次郎の翻訳言語 |
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1 二人のノグチ 2 タゴール来日 3 野口の英国講演 4 三つのテクスト |
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Ⅴ <戦後>へ |
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第一一章 <荒地>のメディア論 |
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1 二つの世界戦争 2 『荒地』とミステリー 3 鮎川の中のアメリカ 4 コラムの諸相 |