タイトルコード |
1000100665182 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
シンガポールのムスリム |
書名ヨミ |
シンガポール ノ ムスリム |
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宗教の管理と社会的包摂・排除 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
市岡 卓/著
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著者名ヨミ |
イチオカ タカシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
明石書店
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出版年月 |
2018.11 |
本体価格 |
¥5500 |
ISBN |
978-4-7503-4763-9 |
ISBN |
4-7503-4763-9 |
数量 |
386p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
167.2
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件名 |
イスラム教徒
シンガポール
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注記 |
文献:p363〜371 シンガポールのムスリム(マレー人)に関わる出来事(略年表):p377〜380 |
内容紹介 |
シンガポールのムスリムを対象に、様々な問題に対してムスリム社会が、特にリーダーたちがどう対処しているのかを政治社会学的観点から分析。シンガポールのムスリムの包摂と排除のメカニズムを明らかにする。 |
著者紹介 |
1965年三重県生まれ。法政大学大学院国際文化研究科博士後期課程修了。専門は民族と宗教の政治社会学、多文化共生、シンガポールの民族・宗教政策とムスリム・マイノリティ。 |
目次タイトル |
序章 本研究の概要 |
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0.1.研究の目的 0.2.研究の視点 0.3.先行研究との関係 0.4.研究手法 0.5.研究の意義 0.6.本書の構成 |
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第Ⅰ部 シンガポールの多人種主義とムスリムをとりまく状況 |
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第1章 シンガポールの多人種主義 |
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1.1.シンガポールの政治体制 1.2.多人種主義の概念とその成立の経緯 1.3.多人種主義の具体的な政策 1.4.多人種主義が持つ意味 1.5.多人種主義の課題 1.6.小括 |
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第2章 シンガポールのムスリムをとりまく状況 |
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2.1.シンガポールのムスリムの概況 2.2.ムスリムの宗教実践の支援とイスラームの管理 2.3.小括 |
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第Ⅱ部 社会的格差、差別、ムスリムとしてのアイデンティティに関わる問題 |
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第3章 社会的格差と差別 |
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3.1.社会的格差 3.2.ステレオタイプ・差別とその影響 3.3.問題解決への取組みと課題 3.4.小括 |
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第4章 ヒジャブに対する規制と差別 |
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4.1.シンガポールのムスリムにとってのヒジャブ 4.2.ヒジャブ規制の論議をめぐる経過(その1) 4.3.ヒジャブ規制の論議をめぐる経過(その2) 4.4.ヒジャブ規制問題の論点 4.5.ヒジャブ規制に対する政府の認識とムスリムのリーダーの対応 4.6.小括 |
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第5章 イスラームの教育・普及をめぐる問題 |
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5.1.マドラサをめぐる問題 5.2.過激主義の台頭を受けた「穏健なイスラーム」の普及 5.3.イスラームの教育・普及とムスリムの包摂 5.4.小括 |
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第Ⅲ部 過激主義への対応に関わる問題 |
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第6章 過激主義防止対策をめぐる問題 |
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6.1.過激主義防止対策の始まり 6.2.宗教指導者による過激主義防止対策の内容 6.3.宗教指導者による過激主義防止対策の問題 6.4.小括 |
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第7章 宗教間の交流と「過激主義」の言説をめぐる問題 |
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7.1.保守的な宗教実践と外国の影響 7.2.「過激主義」をめぐる言説 7.3.「クリスマスの挨拶を避けること」に関する議論 7.4.「過激主義」をめぐる言説の問題 7.5.小括 |
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第8章 民族・宗教間の交流・対話と相互理解をめぐる課題 |
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8.1.地域社会における交流・対話の取組み 8.2.宗教関係者による交流・対話の取組み 8.3.相互理解に向けての課題 8.4.小括 |
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終章 |
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9.1.研究の目的を振り返って 9.2.個別の問題からみるムスリムの包摂と排除 9.3.近年の政治変動とムスリムの包摂と排除 9.4.結論 |