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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
配架場所 |
請求記号 |
資料番号 |
資料種別 |
状態 |
個人貸出 |
在庫
|
1 |
東部図書館 | 一般開架 | 31929/3/ | 2102743816 | 一般 | 在庫 | 可 |
○ |
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
タイトルコード |
1000100362687 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
遊牧英雄とロシア帝国 |
書名ヨミ |
ユウボク エイユウ ト ロシア テイコク |
|
あるクルグズ首領の軌跡 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
秋山 徹/著
|
著者名ヨミ |
アキヤマ テツ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東京大学出版会
|
出版年月 |
2016.2 |
本体価格 |
¥7000 |
ISBN |
978-4-13-026152-4 |
ISBN |
4-13-026152-4 |
数量 |
5,243p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
319.2962038
|
件名 |
キルギス-対外関係-ロシア-歴史
|
個人件名 |
Shabdan Zhantaĭ uulu |
注記 |
文献:p209〜227 |
内容紹介 |
19世紀中期から20世紀初頭にかけて、遊牧民族クルグズ(キルギス)が経験した、ロシア帝国の軍事侵攻とその支配の実態、ならびに社会の変容について、クルグズ首領のシャブダン・ジャンタイに着目して考察する。 |
著者紹介 |
1979年群馬県生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。日本学術振興会特別研究員PDを経て、早稲田大学イスラーム地域研究機構研究助手。 |
目次タイトル |
序章 ロシア支配と遊牧英雄の黄昏 |
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1 ロシア帝国史の見直しと現地協力者(コラボレーター) 2 協力者と抵抗者の狭間で 3 ナショナル・ヒストリーを越えて 4 近代に生きた「遊牧英雄」 5 史料について 6 本書の構成 |
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第1章 コーカンドとロシアの狭間で |
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1 「戦の時代」におけるクルグズの概況 2 「マナプ制」生成の歴史的脈絡 3 コーカンド・ハン国の協力者としてのジャンタイ 4 ジャンタイとロシアの接近 5 活発化するロシアの軍事侵攻とジャンタイ 6 軍事・統治機構の確立とジャンタイ |
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第2章 統治改革と軍事侵攻の狭間で |
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1 初代総督カウフマンによるマナプの赦免 2 郷制度の施行とマナプ=バートゥル1:バイティク 3 郷制度の施行とマナプ=バートゥル2:トレゲルディ 4 郷制度の施行とマナプ=バートゥル3:オスマン・タイリャク 5 ロシア権力の前に姿を現わすシャブダン 6 掠奪・襲撃から「軍事奉仕」へ 7 ロシア権力と諸勢力との仲介役 8 シャブダンを警戒するコルパコフスキー |
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第3章 ロシア統治の協力者か,闘争の相手か |
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1 シャブダンへの軍事官位の授与 2 貴族になれなかったシャブダン 3 顕在化する「対マナブ闘争」1:萌芽 4 顕在化する「対マナプ闘争」2:実相と展開 5 ロシア統治の障害としてのシャブダン |
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第4章 遊牧的価値観の体現者としてのシャブダン |
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1 形骸化するマナプ層の権威 2 軍事指導者から実業家へ 3 強調される遊牧的権威1:勇敢なバートゥル 4 強調される遊牧的権威2:気前の良さ 5 強調される遊牧的権威3:仲裁者 |
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第5章 先鋭化する土地問題とシャブダン |
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1 土地収用の手段としての「定住移行」 2 「対マナプ闘争」の新たな担い手としての移民事業団 3 露呈するロシア軍政当局とマナプの癒着 4 シャブダンの土地戦略 |
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第6章 聖地を目指す遊牧英雄 |
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1 クルグズとイスラーム 2 ムリードとしてのシャブダン 3 バートゥルから「バートゥル・ハーッジー」へ 4 イスラームの代弁者としてのシャブダン 5 ロシア支配との相互関係 |
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第7章 協力者から叛乱のシンボルへ |
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1 シャブダンの葬儀とロシア軍政当局 2 供養行事「アシ」を巡るシャブダンの息子たちの思惑 3 アシを巡るロシア軍政当局の対応 4 介入を強めるロシア軍政当局 5 1916年夏:協力関係の決定的崩壊 |
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終章 現地協力者のミクロヒストリーから見えてくるもの |
内容細目
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