タイトルコード |
1000100365187 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ユーラシア近代帝国と現代世界 |
書名ヨミ |
ユーラシア キンダイ テイコク ト ゲンダイ セカイ |
叢書名 |
シリーズ・ユーラシア地域大国論
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叢書番号 |
4 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
宇山 智彦/編著
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著者名ヨミ |
ウヤマ トモヒコ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
ミネルヴァ書房
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出版年月 |
2016.2 |
本体価格 |
¥4500 |
ISBN |
978-4-623-07508-9 |
ISBN |
4-623-07508-9 |
数量 |
12,263p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
220.6
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件名 |
東洋史-近代
帝国主義-歴史
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内容紹介 |
ロシア帝国、清朝、英領インド帝国、オスマン帝国…。「帝国」はユーラシアをどう変えたか。帝国・植民地の近代化、大国と小国の関係、帝国崩壊後の国家と世界秩序の再編を論じ、現代の世界秩序を考える視座とする。 |
著者紹介 |
1967年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退。北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授。 |
目次タイトル |
序章 ユーラシア近代帝国論へのいざない |
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1 ユーラシア近代帝国を論じる意義 2 帝国を見る視角と方法 3 ユーラシアという場における近代帝国 4 この巻の構成 |
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第Ⅰ部 帝国と近代 |
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第1章 国民帝国の編成と空間学知の機能 |
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1 ユーラシア周縁帝国・日本の空間位相 2 ユーラシア地域大国への挑戦と挫折 3 競存体制における国際共有財としての空間学知 4 異法域結合における統治技法の遷移と統治人材の周流 5 空間の可視化と帝国空間の拡張 |
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第2章 帝国とシャリーア |
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1 帝国のシャリーア 2 歴史的シャリーア 3 シャリーアの「保護者」にして「改革者」 4 オスマン的シャリーア 5 オスマン的シャリーアと植民地的シャリーアの邂逅 |
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第Ⅱ部 帝国と周縁 |
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第3章 帝国へのまなざし |
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1 「ヨーロッパを見聞する」 2 イラン国王の欧州旅行(1873年) 3 ヨーロッパを歴訪するアジアの君主・官僚 4 アジアの君主たちの見たヨーロッパ 5 君主制と「王室外交」のアジアとヨーロッパ |
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第4章 帝国とジェンダー |
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1 神智学者アニー・ベサントとインド 2 白人女性と帝国 3 アニー・ベサントとインドとの邂逅 4 アニー・ベサントとインド女性 5 白人女性の帝国責任とフェミニズム |
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第5章 周縁から帝国への「招待」・抵抗・適応 |
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1 帝国間競争と「周縁」 2 ロシア・清朝の中央アジア進出における現地諸勢力の役割 3 帝国間の対抗関係の現地諸勢力による利用 4 異教徒支配の正当化の論理と抵抗・妨害 5 近代化・文化運動にとっての帝国の意義とアイロニー |
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第Ⅲ部 帝国の崩壊と世界秩序の再編 |
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第6章 第1次世界大戦と帝国の遺産 |
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1 帝国とナショナリズム 2 第1次大戦に先立つ時期の帝国と従属民族のナショナリズム 3 第1次大戦における帝国と従属民族のナショナリズム 4 帝国の崩壊と帝国の遺産 5 ユーラシアの境界領域における帝国の遺産 6 今日なお残る帝国の遺産 |
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第7章 経済開発・工業化戦略と脱植民地化 |
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1 アジア諸国の工業化戦略と脱植民地化 2 インドの脱植民地化とネルー政権による経済外交の展開 3 ソ連の「経済的攻勢」とインドの輸入代替工業化 4 香港の再植民地化と輸出志向型工業化 5 地域大国の形成と帝国支配の遺産,アジア国際秩序 |
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第8章 「非公式帝国」アメリカとアジアの秩序形成 |
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1 アメリカの戦後秩序形成と分析視角 2 戦後アジア秩序の形成と蔣介石政権 3 吉田親米政権の樹立とアメリカのヘゲモニー支配 4 韓国のナショナリズムとアメリカのヘゲモニー 5 「非公式帝国」アメリカとアジアのナショナリズム |
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第9章 「帝国」としての中国 |
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1 「帝国」の記憶と国権回収 2 ナショナリズムと過去の記憶 3 帝国主義とアジア主義 4 戦後中国における「帝国」の記憶 |
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終章 帝国・地域大国・小国 |
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1 地域大国にとっての帝国/植民地経験と現在 2 帝国論から見る地域国際秩序 3 グローバル化論・帝国論・小国論 |