タイトルコード |
1000101048087 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ドイツ連邦憲法体制の成立 |
書名ヨミ |
ドイツ レンポウ ケンポウ タイセイ ノ セイリツ |
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連合国・基本法・連邦主義 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
北住 炯一/著
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著者名ヨミ |
キタズミ ケイイチ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
成文堂
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出版年月 |
2023.2 |
本体価格 |
¥9800 |
ISBN |
978-4-7923-3425-3 |
ISBN |
4-7923-3425-3 |
数量 |
10,495p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
312.34
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件名 |
ドイツ-政治・行政-歴史
憲法-ドイツ
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注記 |
基本法制定関連年表:p468〜469 文献:p471〜487 |
内容紹介 |
折に触れ、日本の政治社会に示唆を与えてきたドイツ。戦後ドイツの基本法(憲法)によって制度化された連邦制の成立過程を追究し、これを通じてドイツ連邦共和国の民主主義体制誕生の一端を明らかにする。 |
目次タイトル |
序章 |
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Ⅰ 本書の課題と意義 Ⅱ 連邦憲法体制形成をめぐる研究状況と問題点 Ⅲ 連邦制概念と連邦憲法体制の三要素 Ⅳ 連邦憲法体制形成分析の方法的視点 Ⅴ 本書の構成 |
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第一部 連合国のドイツ占領政策と複合占領体制 |
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第1章 連合国のドイツ占領政策と政治構想 |
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Ⅰ ドイツの無条件降伏とポツダム会談 Ⅱ アメリカのドイツ政策と政治構想 Ⅲ イギリスの占領政策と政治構想 Ⅳ フランスのドイツ占領政策と政治構想 Ⅴ 第4回モスクワ外相会議の対立と決裂 Ⅵ 第5回ロンドン外相会議の決裂 |
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第2章 複合占領統治体制と連邦化・国家化 |
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Ⅰ 州の形成と行政体化・政治体化-連邦制の基盤形成 Ⅱ 占領統治機構の形成と発展 Ⅲ 英米占領地区統合と英米統合経済領域(ビツォーネ)の創設・展開 Ⅳ 複合占領統治体制と連邦化・国家化 |
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第二部 連合国の憲法制定要請と制憲過程 |
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第3章 ロンドン六カ国会議と西ドイツ国家形成の序曲 |
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Ⅰ ロンドン外相会議の決裂からロンドン六カ国会議へ Ⅱ フランクフルト文書と州首相会議 |
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第4章 ドイツ政党の戦後政治構想と連邦主義 |
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Ⅰ 社会民主党と連邦優位型連邦制 Ⅱ キリスト教民主同盟と連邦・州対等型連邦制 Ⅲ キリスト教社会同盟と州優位型連邦制 Ⅳ 自由主義政党と単一国家・連邦国家構想 |
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第5章 基本法の審議開始と成立 |
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Ⅰ ヘレンキームゼー憲法会議と制憲論議 Ⅱ 議会評議会の開始と政党の憲法・国家観 Ⅲ 議会評議会の最終審議と基本法案可決 Ⅳ バイエルンと基本法公布 |
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第三部 連邦憲法体制の形成 |
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第6章 連邦参議院の成立-代表連邦制 |
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Ⅰ 歴史のなかの第二院-連邦参議院と上院 Ⅱ ヘレンキームゼー憲法会議における第二院審議 Ⅲ 議会評議会における第二院審議 Ⅳ 連邦参議院の成立 Ⅴ 連邦参議院の歴史的位置と成立要因 |
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第7章 権限連邦制の審議とドイツ・連合国間対立 |
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Ⅰ 歴史のなかの権限連邦制 Ⅱ 議会評議会の連邦・州権限配分審議 Ⅲ 権限配分をめぐる議会評議会・連合国の対立と制憲危機 |
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第8章 財政連邦制の審議と制憲危機 |
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Ⅰ 歴史のなかの財政連邦制 Ⅱ 戦後税財政改革の提唱と占領下の税財政状況 Ⅲ ヘレンキームゼー憲法会議における財政連邦制論議 Ⅳ 議会評議会における財政連邦制論議 Ⅴ 財政連邦制をめぐるドイツ・連合国の対抗・交錯と制憲危機 |
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第9章 ワシントン外相会議と権限連邦制・財政連邦制の成立 |
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Ⅰ ワシントン外相会議のメッセージと連合国の妥協・譲歩 Ⅱ 基本法制定をめぐる政党間合意とドイツ・連合国間合意の成立 Ⅲ 権限連邦制の成立 Ⅳ 財政連邦制の成立-統一的財政立法、連邦・州分割財務行政、財政調整 |
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終章 ドイツ連邦共和国と連邦憲法体制の誕生 |
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Ⅰ 基本視点と問題設定 Ⅱ 連邦憲法体制の制度構造 Ⅲ 連邦憲法体制の特徴 Ⅳ 連邦憲法体制の成立要因 Ⅴ 連合国の関与と影響力 Ⅵ 1949年連邦憲法体制成立の意義 Ⅶ おわりに-ドイツ連邦憲法体制の示唆 |