タイトルコード |
1000100384692 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近世の朝廷財政と江戸幕府 |
書名ヨミ |
キンセイ ノ チョウテイ ザイセイ ト エド バクフ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
佐藤 雄介/著
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著者名ヨミ |
サトウ ユウスケ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東京大学出版会
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出版年月 |
2016.4 |
本体価格 |
¥6800 |
ISBN |
978-4-13-026242-2 |
ISBN |
4-13-026242-2 |
数量 |
6,293,6p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
342.1
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件名 |
財政-日本
日本-歴史-江戸時代
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内容紹介 |
江戸時代の天皇・朝廷はいかにして成り立っていたのか、それに幕府はどのように関与していたのか。18世紀以降、幕府が天皇・朝廷に対して行っていた財政保証や支援の実態から、幕府と朝廷の関係を究明する。 |
著者紹介 |
1980年東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。東京大学史料編纂所助教。 |
目次タイトル |
序章 近世天皇・朝廷研究と朝廷財政研究の課題 |
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第一節 本書の課題と戦後の近世天皇・朝廷研究 第二節 朝廷財政研究について 第三節 これまでの朝廷財政研究の成果 第四節 先行研究の問題点と本書の視角・構成 第五節 「御所々御入用筋書抜」に関して |
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第Ⅰ部 近世中期の朝廷財政と朝幕関係 |
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第一章 「御取替金」と京都所司代 |
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はじめに 第一節 取替金と所司代 第二節 幕府の財政政策と所司代の権限の変化 おわりに |
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第二章 享保-寛政期の朝廷財政と朝幕関係 |
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はじめに 第一節 取替金の活用(享保-明和八年) 第二節 勘定所と禁裏財政(明和八年-安永七年) 第三節 定高制導入による諸問題と同制度改正(安永七年-寛政年間) おわりに |
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第三章 口向役人不正事件と勘定所 |
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はじめに 第一節 事件のあらましと先行研究 第二節 事件の原因 第三節 朝廷側の反応 第四節 事件の背景とその後の処置 おわりに |
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第四章 女院御所の財政運営 |
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はじめに 第一節 「御賄所日記」と女院御所の口向 第二節 物品の買入れ過程 第三節 定高・献上金品と諸帳面 おわりに |
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第Ⅱ部 朝廷財政と在京幕府役人 |
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第一章 近世後期の京都代官と朝廷財政 |
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はじめに 第一節 口向・奥定高の財源 第二節 京都代官と口向・奥定高 おわりに |
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第二章 実務役人の職務と権限 |
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はじめに 第一節 口向定高の取扱い 第二節 備銀の取扱い 第三節 荒年手当銀の取扱い 第四節 月々の支出報告 おわりに |
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第Ⅲ部 近世後期の朝廷財政と朝幕関係 |
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第一章 寛政-文化期の朝廷財政と光格天皇 |
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はじめに 第一節 諸規定の確立 第二節 寛政-文化年間の禁裏財政と光格天皇 おわりに |
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第二章 文政-天保期の朝廷財政と江戸幕府 |
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はじめに 第一節 文政-天保年間の定高制 第二節 支出急増と京都町奉行・京都代官 おわりに |
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第三章 近世後期・幕末の朝廷財政の動向と特色 |
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はじめに 第一節 三条実万と近世朝廷財政史料 第二節 「禁裏御入用金年次額」の概要 第三節 各項目の検討 第四節 幕末の朝廷財政史料 おわりに |
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第四章 三条実万と幕末の朝廷財政 |
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はじめに 第一節 朝幕関係に対する認識 第二節 定高増額と臨時支出 第三節 女房衆の増員と公家衆の「窮乏」問題 おわりに |
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第五章 幕末の朝廷財政と朝幕関係 |
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はじめに 第一節 安政年間の禁裏財政 第二節 京都代官預諸渡銀や取替米などによる補塡 第三節 文久三年頃の変化 おわりに |
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終章 財政面から見た近世中期-後期の朝幕関係と幕末への展望 |
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第一節 近世後期までの禁裏財政 第二節 幕末への展望 |