タイトルコード |
1000100401287 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
表現の自由とアーキテクチャ |
書名ヨミ |
ヒョウゲン ノ ジユウ ト アーキテクチャ |
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情報社会における自由と規制の再構成 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
成原 慧/著
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著者名ヨミ |
ナリハラ サトシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勁草書房
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出版年月 |
2016.6 |
本体価格 |
¥5200 |
ISBN |
978-4-326-40320-2 |
ISBN |
4-326-40320-2 |
数量 |
6,379p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
007.3
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件名 |
情報と社会
表現の自由
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注記 |
文献:p354〜368 |
内容紹介 |
社会の情報化に伴う規制の鍵となる暗号などの物理的・技術的構造「アーキテクチャ」。それが表現の自由に突きつける問題に対峙して、表現の自由の意味と価値を問い直し、情報社会における自由と規制の行方を探る。 |
著者紹介 |
1982年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。東京大学大学院情報学環客員研究員。 |
目次タイトル |
序章 なぜ表現の自由とアーキテクチャの関係を問うのか |
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第Ⅰ部 情報社会における法とアーキテクチャ |
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第1章 初期ローレンス・レッシグの憲法理論 |
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1.1 はじめに 1.2 レッシグの脱神話化から理論の起源へ 1.3 可塑性と変革 1.4 憲法の原意と翻訳 1.5 多元的・重層的コンテクストの探究と規制概念の再構成 1.6 立憲主義と民主主義の連関 1.7 小結 |
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第2章 情報社会における法とアーキテクチャの再定位 |
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2.1 はじめに 2.2 法とアーキテクチャの概念 2.3 法とアーキテクチャの性質 2.4 法とアーキテクチャの関係 2.5 アーキテクチャの法的統制 2.6 小結 |
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第Ⅱ部 表現の自由の価値原理・法理とアーキテクチャ |
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第3章 表現の自由の価値原理とアーキテクチャ |
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3.1 はじめに 3.2 表現の自由の価値原理とコンテクスト 3.3 思想の自由市場とアーキテクチャ 3.4 民主主義・自己統治とアーキテクチャ 3.5 個人の自律・自己実現とアーキテクチャ 3.6 小結 |
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第4章 表現の自由の法理とアーキテクチャ |
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4.1 はじめに 4.2 米国における表現の自由論の原型 4.3 表現の自由の法理の形成と展開 4.4 代理人による表現規制とその変容 4.5 アーキテクチャの設計・管理者を通じた表現規制と法理の再構成 4.6 小結 |
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第Ⅲ部 表現の自由とアーキテクチャの関係の諸相 |
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第5章 性表現規制とアーキテクチャ |
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5.1 はじめに 5.2 米国における性表現規制の展開 5.3 通信品位法 5.4 子どもオンライン保護法 5.5 子どもインターネット保護法 5.6 インターネット上の児童ポルノ規制 5.7 小結 |
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第6章 アーキテクチャによる著作権保護と表現の自由 |
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6.1 はじめに 6.2 米国における著作権の保護と表現の自由 6.3 情報社会の著作権保護における直接規制の限界と間接規制の模索 6.4 著作権・媒介者・表現の自由 6.5 著作物の技術的保護手段回避規制 6.6 SOPA法案と表現の自由をめぐる論争 6.7 小結 |
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第7章 安全保障・表現の自由・アーキテクチャ |
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7.1 はじめに 7.2 米国史における安全保障と表現の自由の緊張関係 7.3 対テロ戦争・愛国者法・憲法 7.4 NYタイムズ・ウィキリークス・スノーデン 7.5 対テロ戦争と市民的自由 7.6 国家機密に関する規制の変容と法理の再構成 7.7 思想の自由市場とプレスの自由の再構成 7.8 小結 |
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第8章 <補章>忘れられる権利・表現の自由・アーキテクチャ |
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8.1 はじめに 8.2 欧州の動向 8.3 米国の動向 8.4 日本の動向 8.5 小結 |
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終章 情報社会における自由と規制の行方 |