タイトルコード |
1000100428692 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本古代女官の研究 |
書名ヨミ |
ニホン コダイ ジョカン ノ ケンキュウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
伊集院 葉子/著
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著者名ヨミ |
イジュウイン ヨウコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
吉川弘文館
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出版年月 |
2016.10 |
本体価格 |
¥9000 |
ISBN |
978-4-642-04631-2 |
ISBN |
4-642-04631-2 |
数量 |
6,320,14p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
322.13
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件名 |
官職-歴史
女官
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内容紹介 |
唐を模範とした日本の律令制は女性を官僚機構から<排除>する一方、重要政務を課し行政運営のなかに<包摂>した。この矛盾したシステムのもと、女官が得た公的地位とはいかなるものだったか。女官の実態と政治的役割に迫る。 |
著者紹介 |
1959年岩手県生まれ。専修大学大学院文学研究科歴史学専攻博士後期課程修了。博士(歴史学)。専修大学文学部、川村学園女子大学文学部非常勤講師。著書に「古代の女性官僚」など。 |
目次タイトル |
序章 古代女官研究の視点 |
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一 女性の「排除」と「包摂」 二 日本古代女官研究の史的位置づけと本書の構成 |
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第一部 令制女官前史 |
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第一章 臣のヲトメ |
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はじめに 一 「臣のヲトメ」と「宮人」 二 「氏々之女」「内外命婦」と「ひめとね」 おわりに |
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第二章 髪長媛伝承の「喚」 |
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はじめに 一 髪長媛を「喚」した意味 二 地方豪族の仕奉と男女交替の意義 おわりに |
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第三章 采女論再考 |
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はじめに 一 采女論の通説 二 采女への「姦」の再検討 三 采女の本質はなにか 四 国造、県、屯倉とウネメ おわりに |
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第二部 律令制下の女官 |
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第一章 後宮職員令の構造と特質 |
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はじめに 一 令制キサキ制度と皇子女の資養 二 後宮十二司の職掌と官司編成 三 女性の朝参と範囲 四 出仕規定 |
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第二章 女史と内記 |
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はじめに 一 詔勅作成過程と内侍 二 官僚機構のなかの内侍司と内記 三 内侍司の日常業務と女史 おわりに |
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第三章 令制女官考課についての一試案 |
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はじめに 一 大宝令制下の「舎人之最」と女孺の考課 二 大宝令制下の男女官人の考課 三 養老考課令における考課基準の整備 おわりに |
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第四章 女官の五位昇叙と氏 |
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はじめに 一 氏の内階・外階コースと女官 二 采女の外五位昇叙 おわりに |
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第三部 女官の変容 |
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第一章 第宅とトジ |
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はじめに 一 六国史における「室」 二 古代史料における「室」 三 第宅と「室」 四 「家室」「富豪之室」再考 おわりに |
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第二章 女官から「家夫人」へ |
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はじめに 一 女官の判断基準 二 個々の事例から 三 公的地位の意味と喪失 おわりに |
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第三章 「キサキの女房」の出現契機 |
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はじめに 一 九世紀の後宮十二司の変化と「女房」の登場 二 幼帝即位と二人の太后 三 院宮王臣家の「家人」と上毛野滋子の後宮進出 おわりに |
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終章 律令官僚システムの探究のために |