タイトルコード |
1000100470080 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
海上阻止活動の法的諸相 |
書名ヨミ |
カイジョウ ソシ カツドウ ノ ホウテキ ショソウ |
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公海上における特定物資輸送の国際法的規制 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
吉田 靖之/著
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著者名ヨミ |
ヨシダ ヤスユキ |
出版地 |
吹田 |
出版者 |
大阪大学出版会
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出版年月 |
2016.12 |
本体価格 |
¥5700 |
ISBN |
978-4-87259-575-8 |
ISBN |
4-87259-575-8 |
数量 |
10,452p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
329.26
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件名 |
公海
海軍
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注記 |
文献:p401〜442 |
内容紹介 |
海上阻止活動とはなにか。それは実定国際法上如何に位置づけられるものか。この問題に一定の回答を示すべく、海上阻止活動を素材として、船舶に対する干渉に関する既存の国際法規則の総括とそのような措置の限界を明示する。 |
著者紹介 |
1963年生まれ。兵庫県出身。大阪大学大学院法学研究科博士後期課程修了(総代)(博士(法学))。海上自衛隊幹部学校運用教育研究部員等を経て、防衛省統合幕僚監部首席法務官付法務官。 |
目次タイトル |
序章 |
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第1節 海上阻止活動という実行の存在 第2節 問題の対象 第3節 先行研究の概要とその限界 第4節 本書における論述 |
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第Ⅰ部 既存の国際法枠組みにおける船舶の阻止と海上阻止活動の先駆的事例 |
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第1章 公海上における臨検の制度 |
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第1節 平時における海洋法の下での船舶への干渉 第2節 戦時における交戦国による船舶への干渉-海上経済戦- |
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第2章 平時の緊急状態における戦時状態の擬制による船舶の阻止 |
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第1節 平時封鎖と国際連盟の経済制裁における海軍力の使用 第2節 国家の緊急事態における船舶の阻止 第3節 小括と海上阻止活動の系譜への含意 |
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第Ⅱ部 海上阻止のための規則の構築-海上阻止活動の系譜- |
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第3章 海上阻止活動のプロトタイプ:安保理事会決議による今そこにある危機への対応-国連海上阻止活動- |
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第1節 国連海上阻止活動の嚆矢-ベイラ・パトロール- 第2節 ポスト冷戦期における大規模な展開 第3節 国連海上阻止活動の国連憲章上の根拠 第4節 新たな海上阻止活動への潮流 |
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第4章 大量破壊兵器拡散対抗のための予防的展開 |
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第1節 拡散対抗にかかわる政治的意思の表明 第2節 国際立法による海上阻止 第3節 大量破壊兵器拡散対抗のための新たな条約の起草-PSI二国間乗船合意と2005年SUA条約議定書- 第4節 海上阻止にかかわる一般的規範定立の困難性 |
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第5章 テロ攻撃未然防止のための予防的展開-テロ対策海上阻止活動- |
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第1節 テロ対策海上阻止活動を巡る論点 第2節 有志連合海上作戦部隊(CMF)の概要 第3節 テロ対策海上阻止活動の根拠-参加国による主張- 第4節 テロ対策海上阻止活動の現状 |
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終章 |
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第1節 総括 第2節 公海上の秩序維持にかかわる新たな動向 |