タイトルコード |
1000100558857 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
貧困と自己責任の近世日本史 |
書名ヨミ |
ヒンコン ト ジコ セキニン ノ キンセイ ニホンシ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
木下 光生/著
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著者名ヨミ |
キノシタ ミツオ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
人文書院
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出版年月 |
2017.10 |
本体価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-409-52067-3 |
ISBN |
4-409-52067-3 |
数量 |
324p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
210.5
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件名 |
日本-歴史-江戸時代
農村-日本
貧困-歴史
救貧法-歴史
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内容紹介 |
21世紀日本は、なぜ、生活困窮者の公的救済に冷たく、異常なまでに「自己責任」を追及する社会となってしまったのか。奈良田原村に残る近世農村の家計を詳細にしるした「片岡家文書」を精緻に分析し、歴史的に考察する。 |
著者紹介 |
1973年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。奈良大学文学部准教授。博士(文学)。専門は近世日本史。著書に「近世三昧聖と葬送文化」など。 |
目次タイトル |
序章 |
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第一節 本書の問題意識 第二節 本書の視角と構成 |
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第Ⅰ部 世帯経営から見つめる貧困 |
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第一章 村の「貧困」「貧農」と近世日本史研究 |
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はじめに 第一節 「貧農」の基準、「困窮」の基準 第二節 反「貧農」「荒廃」史観の登場 第三節 生活水準と貧困研究の到達点 おわりに |
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第二章 一九世紀初頭の村民世帯収支 |
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はじめに 第一節 世帯収支報告書の概要 第二節 世帯収支報告書の信憑性 第三節 世帯表の見方 おわりに |
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第三章 家計から迫る貧困 |
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はじめに 第一節 田原村全体の特徴 第二節 世帯間比較からみた困窮主張村落の実像 第三節 赤字世帯のその後を追う おわりに |
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第四章 生き抜く術と敗者復活の道 |
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はじめに 第一節 物乞いの諸相 第二節 夜逃げ人の行く末 おわりに |
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第Ⅱ部 貧困への向き合い方 |
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第五章 せめぎ合う社会救済と自己責任 |
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はじめに 第一節 「溜め」としての村 第二節 社会救済と自己責任の狭間で おわりに |
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第六章 操作される難渋人、忌避される施行 |
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はじめに 第一節 領主への御救要求運動と村内の独自対処 第二節 難渋人の認定・操作と救済の傾斜配分 第三節 救済方法の組み合わせと個別判断 第四節 施行の忌避と市場的救済の選好 おわりに |
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第七章 公権力と生活保障 |
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はじめに 第一節 従来の「御救後退」史観 第二節 御救は「後退」したのか 第三節 新たな公権力像へ おわりに |
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第八章 個の救済と制限主義 |
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はじめに 第一節 古代・近代の日本国家と個の救済 第二節 個の救済の消滅と復活-中世・近世の日本社会 第三節 長期史と比較史のなかの日本救貧史-おわりにかえて |
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終章 |
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第一節 村の貧困史からみた近世日本社会 第二節 長期的、比較史的な展望 |