タイトルコード |
1000100593165 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近世の摂家と朝幕関係 |
書名ヨミ |
キンセイ ノ セッケ ト チョウバク カンケイ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
長坂 良宏/著
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著者名ヨミ |
ナガサカ ヨシヒロ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
吉川弘文館
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出版年月 |
2018.2 |
本体価格 |
¥8000 |
ISBN |
978-4-642-03485-2 |
ISBN |
4-642-03485-2 |
数量 |
7,248,8p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.5
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件名 |
日本-歴史-江戸時代
公家
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内容紹介 |
近世中後期、幕府の朝廷統制の要とされ、公家社会を統括する立場にあった摂家に着目。その特質・権限や天皇・院・堂上公家との関係を、家督相続・再興、官位叙任、朝廷運営などの検証により明らかにし、変容の実態を追究する。 |
著者紹介 |
1980年群馬県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程修了、博士(史学)。国立公文書館公文書専門官。 |
目次タイトル |
序章 近世朝幕関係・天皇・朝廷研究の成果と課題 |
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一 近世朝幕関係・天皇・朝廷研究の成果 二 近世摂家研究と課題設定 三 本書の構成 |
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第一部 近世摂家の特質 |
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第一章 近世摂家相続の原則と朝幕関係 |
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はじめに 一 九条稙基死去後の九条家相続問題 二 鷹司基輝死去後の鷹司家相続問題 おわりに |
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補論 近世摂家養嗣子相続の基礎的考察 |
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はじめに 一 近世摂家養子相続についての先行研究 二 養嗣子相続・還俗相続事例の検討 おわりに |
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第二章 「摂家」松殿家の再興 |
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はじめに 一 寛永期の再興 二 明和期の再興 おわりに |
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第三章 近世朝廷における太政大臣補任の契機とその意義 |
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はじめに 一 天皇元服加冠役に伴う補任 二 東宮・儲君元服加冠役に伴う補任 三 加冠を伴わない補任 おわりに |
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第二部 近世中後期の朝幕関係と摂家・天皇・院 |
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第一章 近世中期における摂政・関白の権限と天皇「政務」 |
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はじめに 一 宝暦五年の一条道香の「復辟」 二 安永元年近衛内前の「復辟」 おわりに |
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第二章 文化期の朝廷と幕府 |
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はじめに 一 中宮・院をめぐる諸問題と朝廷・幕府 二 鷹司政煕関白辞職をめぐる朝廷・院・幕府 おわりに |
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第三章 光格譲位前後の朝廷 |
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はじめに 一 院御所の建造・修復と院御料 二 光格天皇と閑院宮家・鷹司家 おわりに |
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補論 光格院御所の形成と院執事鷹司政通 |
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はじめに 一 光格院御所の形成過程 二 院執事鷹司政通の「職務」 おわりに |
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第四章 文政期の朝幕関係 |
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はじめに 一 光格上皇・仁孝天皇と摂家 二 朝廷から幕府への様々な財政援助要望 三 公家衆の財政窮乏と知行加増・役料願い おわりに |
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終章 結論と課題 |
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一 近世摂家の特質 二 近世中後期の朝幕関係と摂家・天皇・院 三 幕末・維新期への展望 |