タイトルコード |
1000100602146 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近世前期神宮御師の基礎的研究 |
書名ヨミ |
キンセイ ゼンキ ジングウ オンシ ノ キソテキ ケンキュウ |
叢書名 |
近世史研究叢書
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叢書番号 |
48 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
谷戸 佑紀/著
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著者名ヨミ |
タニド ユウキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩田書院
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出版年月 |
2018.3 |
本体価格 |
¥7400 |
ISBN |
978-4-86602-021-1 |
ISBN |
4-86602-021-1 |
数量 |
337,6p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
175.8
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件名 |
伊勢神宮
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内容紹介 |
伊勢信仰を広く民衆にまで普及させる上で大きな役割を果たした神宮御師。近世前期における神宮御師の実態について、江戸幕府や伊勢神宮の動きに注目しつつ、他の宗教者との関係にも目配りして考察する。 |
著者紹介 |
昭和61年三重県生まれ。皇學館大学大学院文学研究科博士後期課程修了。同大学非常勤講師。博士(文学)。 |
目次タイトル |
序章 |
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はじめに 一 近世の宗教者に関する研究 二 神宮御師に関する研究と課題設定 三 近世前期の鳥居前町と神宮御師について 四 本書の構成 |
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第一部 神宮御師の近世的変化 |
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第一章 神宮御師集団と師旦関係 |
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はじめに 一 徳川家康・秀忠の朱印状と師旦関係 二 寛永争論 おわりに |
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第二章 山田三方と旦那争論 |
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はじめに 一 旦那争論と裁定主体の変遷 二 山田三方による裁判制度の整備 おわりに |
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第三章 神宮御師の連帯意識の萌芽 |
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はじめに 一 六坊と三日市兵部との争論 二 三か寺の再訴 おわりに |
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第二部 神宮御師と近世社会 |
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第四章 伊勢神宮外宮宮域支配と山田三方 |
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はじめに 一 近世前期の外宮宮域内の状況 二 宮守と宮人の諍いと宮域内の法規 三 宮域内の法規をめぐる対立とその決着 おわりに |
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第五章 山伏から御師への転身 |
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はじめに 一 内宮宮域と穀屋・山伏(近世初頭) 二 山伏から御師へ(近世前期) おわりに |
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第六章 衣類統制と伊勢神宮 |
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はじめに 一 祠官の帯刀に関する交渉 二 年寄の帯刀に関する交渉 三 年寄と御師の帯刀に関する交渉 四 交渉の帰結 おわりに |
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補論一 近世前期の山田三方と外宮宮域支配 |
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はじめに 一 横目設置をめぐる交渉 二 横目の整備 おわりに |
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第三部 神宮御師をめぐる諸問題 |
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第七章 「文禄三年師職帳」に関する一考察 |
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はじめに 一 諸写本の検討 二 記載内容の検討 おわりに |
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第八章 中世末期から近世初頭にかけての内宮御師の活動 |
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はじめに 一 御師家への寄進 二 外宮御師の活動 三 内宮御師の活動 おわりに |
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第九章 近世における由緒改編の一事例 |
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はじめに 一 風宮家と風宮橋について 二 「内宮六坊出入」と明慶院(十七世紀半ば) 三 「風宮」の呼称と風宮家(十七世紀後半) 四 風宮橋支配と風宮家(十八世紀) おわりに |
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補論二 御祓の授与と伊勢神宮 |
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はじめに 一 白石屋による御祓の授与 二 授与の内実 三 授与への制禁 おわりに |
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終章 |