タイトルコード |
1000100696857 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
平安前期対外姿勢の研究 |
書名ヨミ |
ヘイアン ゼンキ タイガイ シセイ ノ ケンキュウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
堀井 佳代子/著
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著者名ヨミ |
ホリイ カヨコ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
臨川書店
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出版年月 |
2019.2 |
本体価格 |
¥6500 |
ISBN |
978-4-653-04412-3 |
ISBN |
4-653-04412-3 |
数量 |
265,13p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.36
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件名 |
日本-歴史-平安時代
日本-対外関係-中国-歴史
遣唐使
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内容紹介 |
使節の派遣・来朝の状況から、平安時代前期に朝廷の外交に対する姿勢が大きく変化したことが推測される。当時の唐風化政策の変遷と関連付けながら、日本と朝鮮・中国との使節外交の盛衰の実態と要因を解明する。 |
著者紹介 |
1981年京都府生まれ。同志社大学文学研究科博士課程退学。同大学嘱託講師、国際日本文化研究センター技術補佐員。博士(文化史学、同志社大学)。 |
目次タイトル |
序章 平安前期対外姿勢をめぐる研究の現状と本論文の視角 |
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第一部 外交文書・儀礼から見た対外姿勢 |
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第一章 国書・儀式書から見た平安前期の渤海観 |
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はじめに 第一節 国書に表れた渤海観の変化 第二節 儀式から見た渤海使-蕃客の節会参加規定の検討- おわりに |
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第二章 対渤海外交における太政官牒の成立-中台省牒との相違から- |
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はじめに 第一節 渤海国中台省牒の成立時期と役割 第二節 日本国太政官牒の成立と国書 第三節 年期制をめぐる渤海の論理と日本の論理 おわりに |
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第三章 外国使節の朝賀・節会への参加 |
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はじめに 第一節 朝賀での外国使節の拝礼 第二節 朝賀と使旨奏上・貢献物奉呈儀-八世紀における外交儀礼の整備- 第三節 外国使節への饗宴-九世紀における外交儀礼の変化- おわりに |
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付論 天武・持統紀外国使節記事の再検討-外交儀礼の視角から- |
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はじめに 第一節 『日本書紀』での使節来朝を示す表現-「朝貢」「進調」「貢献」の相違から- 第二節 饗宴の役割 おわりに |
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第二部 外交に関わる儀礼の展開 |
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第四章 遣唐使の出発・帰国時の儀式-拝朝・節刀・餞の検討- |
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はじめに 第一節 八世紀の節刀と拝朝 第二節 賜餞の開始 おわりに |
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第五章 外国使節入京儀礼について-郊労儀の再検討- |
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はじめに 第一節 唐における入京儀礼 第二節 日本における入京儀礼 第三節 「郊労」という語句について おわりに |
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第三部 平安前期における唐風化政策の実態 |
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第六章 節会における列立法-延喜式部式元正行列次第条・同節会行列条の検討から- |
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はじめに 第一節 延喜式部式元正次第行列条・同節会行列条の成立時期 第二節 儀式書から見た節会における列立 第三節 朝賀における列立法の変化 おわりに |
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第七章 平安時代の服御・常膳の減省について |
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はじめに 第一節 服御・常膳の減省の成立 第二節 弘仁九年以前における支出の抑制策及び天皇の節約 おわりに |
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終章 平安前期の対外姿勢と唐風化政策 |