タイトルコード |
1000100715060 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
森林と文化 |
書名ヨミ |
シンリン ト ブンカ |
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森とともに生きる民俗知のゆくえ |
叢書名 |
森林科学シリーズ
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叢書番号 |
12 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
蛯原 一平/編
齋藤 暖生/編
生方 史数/編
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著者名ヨミ |
エビハラ イッペイ サイトウ ハルオ ウブカタ フミカズ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
共立出版
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出版年月 |
2019.5 |
本体価格 |
¥3700 |
ISBN |
978-4-320-05828-6 |
ISBN |
4-320-05828-6 |
数量 |
15,288p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
650.4
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件名 |
森林
文化人類学
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内容紹介 |
日本国内および海外の様々な森林地帯に暮らす人々の社会を対象に、民俗知の現代的なあり方について紹介。その上で、森林地帯が抱える社会・環境問題との関わりを考察し、新たな森と人との関係性を考えていくための視座を探る。 |
著者紹介 |
小国町教育振興課ぶな文化研究調査官(嘱託職員)。博士(地域研究)。 |
目次タイトル |
第1章 森とともに生きる人々の文化と民俗知 |
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はじめに 1.1 森林との関わりとしての文化と知識 1.2 民俗知に注目する意義 1.3 民俗知から森林文化論へのアプローチ 1.4 本巻の構成 |
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第1部 民俗知を知る |
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第2章 民俗知と科学知:カメルーンの狩猟採集民バカの民俗知はどのように語られてきたか |
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はじめに 2.1 民俗知はどのように語られてきたか 2.2 狩猟採集民バカ 2.3 バカの民俗知 2.4 バカの民俗知はどのように語られてきたか おわりに |
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第3章 森林環境問題と住民の森林観:なぜプナンは森林を守るのか |
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はじめに 3.1 森林環境問題と民俗知 3.2 ボルネオ熱帯雨林と住民 3.3 プナンによる伐採反対運動 おわりに |
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第4章 熱帯林ガバナンスの「進展」と民俗知 |
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はじめに 4.1 熱帯林ガバナンスの「進展」 4.2 森とともに生きてきた人びとの暮らしと民俗知の現在 4.3 統治のための新たな装置 おわりに |
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第5章 近代化と知識変容:カナダ先住民の「知識」をめぐる議論と実践 |
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はじめに 5.1 北米における先住民の知識に関する議論 5.2 カナダ先住民カスカの森(ブッシュ)の知識と生業 5.3 社会の変化と「伝統的な(土着の経験的な)」知識・技術 おわりに |
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第2部 民俗知をつなぐ |
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第6章 和紙原料栽培の民俗知から見る新たな森林像 |
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はじめに 6.1 日本の森林における共同の中の民俗知 6.2 和紙原料栽培における民俗知 おわりに |
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第7章 山を知る:森とともに生きるマタギたちの民俗知 |
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はじめに 7.1 「生き方」としての民俗知 7.2 朝日連峰山村における山と人とのかかわり 7.3 春グマ猟と山の「知識」 おわりに |
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第8章 ありふれた資源をめぐる民俗知:山菜・キノコをめぐる民俗知とその現代的意義 |
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はじめに 8.1 森の食べものと山菜・キノコ 8.2 山菜・キノコ採りにみる知識と文化 8.3 山村の強みを活かした山菜・キノコの活用可能性 おわりに |
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第9章 保護地域を活用した地域振興や山村文化保全の可能性 |
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はじめに 9.1 多様化する保護地域 9.2 保護地域を活用した産業:エコツーリズム 9.3 保護地域を活用した地域振興の動き:文化庁の動き 9.4 保護地域と地域振興の関係性 9.5 保護地域「指定」がもたらす地域文化への影響 おわりに |
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第3部 民俗知のゆくえ |
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第10章 民俗知のゆくえと現代社会 |
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はじめに 10.1 森林文化の源泉としての民俗知 10.2 民俗知の近現代 10.3 民俗知への期待 10.4 民俗知を「活用」する危うさ 10.5 民俗知をつなぐ おわりに:残された課題 |