タイトルコード |
1000100722054 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日中国交正常化期の尖閣諸島・釣魚島問題 |
書名ヨミ |
ニッチュウ コッコウ セイジョウカキ ノ センカク ショトウ チョウギョトウ モンダイ |
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衝突を回避した領土問題処理の構造 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
房 迪/著
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著者名ヨミ |
ボウ テキ |
出版地 |
[東京] |
出版者 |
花伝社
共栄書房(発売)
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出版年月 |
2019.6 |
本体価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-7634-0889-1 |
ISBN |
4-7634-0889-1 |
数量 |
314p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
319.1022
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件名 |
日本-対外関係-中国-歴史
尖閣諸島
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注記 |
文献:p285〜314 |
内容紹介 |
1970年代、日本と中国の間に領土問題が浮上しながらも、国交回復、日中平和友好条約が締結され、対立を回避できたのはなぜか。日中米の3国に台湾当局とソ連を加えて分析し、「小康状態」をもたらした構造を読み解く。 |
著者紹介 |
1986年中国生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科政治学専攻博士後期課程修了。政治学博士。グローバル・エネルギー・インターコネクション発展協力機構研究員。 |
目次タイトル |
序章 問題提起と研究動向 |
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第1節 問題の所在 第2節 釣魚島問題をめぐる議論 第3節 研究の独自性 第4節 研究方法と本書の構成 |
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第1章 日中国交回復前夜の釣魚島問題をめぐる変動 |
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第1節 釣魚島問題の浮上 第2節 石油資源と釣魚島問題の二局面化 第3節 沖縄返還協定にゆれる釣魚島問題 第4節 ソ連政府の関心 |
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第2章 日中国交正常化過程における釣魚島問題 |
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第1節 日中関係の転機と釣魚島問題の新段階 第2節 日中接近に懸念を示すソ連政府 第3節 日中平和友好条約への道 |
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第3章 日中平和友好条約交渉の再開と釣魚島問題の再燃 |
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第1節 日中両政府の人事再編と条約交渉再開への働きかけ 第2節 中国漁船事件と釣魚島問題の再燃 第3節 日中平和友好条約締結交渉の再始動と締結 |
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第4章 日中平和友好条約後の釣魚島問題と共同開発の試み |
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第1節 不言及方針の再々確認 第2節 釣魚島調査活動に関する予算の提案 第3節 調査活動の実施と日中両政府の対応 第4節 釣魚島海域における中日共同開発の動き 第5節 共同開発案におけるすれ違い |
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終章 1970年代における釣魚島問題処理の構造 |
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第1節 日中国交回復前の釣魚島問題をめぐる対立構造 第2節 釣魚島問題をめぐる小康状態の形成と日中関係の進展 第3節 釣魚島問題をめぐる事件と問題収束の過程 第4節 釣魚島諸島をめぐる共同開発の模索 第5節 70年代の小康状態を維持可能にした要因と釣魚島問題をめぐる構造 |