タイトルコード |
1000101076816 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近代刑法原理と過失犯論 |
書名ヨミ |
キンダイ ケイホウ ゲンリ ト カシツハンロン |
叢書名 |
学術選書
|
叢書番号 |
237 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
山本 紘之/著
|
著者名ヨミ |
ヤマモト ヒロユキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
信山社
|
出版年月 |
2023.5 |
本体価格 |
¥7200 |
ISBN |
978-4-7972-8263-4 |
ISBN |
4-7972-8263-4 |
数量 |
11,257,3p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
326.14
|
件名 |
過失(刑法)
|
内容紹介 |
過失犯の行為規範は罪刑法定主義(明確性の原則)にかなっているか。近代刑法の原理である罪刑法定主義と責任主義の観点から過失犯論を再構築すると共に、違法性・不作為・共犯という周辺問題を扱い、過失犯論の全体像を示す。 |
著者紹介 |
栃木県生まれ。中央大学法学部卒業。大東文化大学法学部教授。共著に「授業中 刑法演習」など。 |
目次タイトル |
序章 |
|
一.問題の所在 二.契機の認識について 三.情報収集義務について 四.まとめ |
|
第1部 基礎理論 |
|
第1章 予見可能性の「契機」について |
|
一.はじめに 二.認識必要説 三.認識必要説への批判 四.検討 五.おわりに |
|
第2章 予見可能性の「契機」の実態について |
|
一.はじめに 二.デュトゲによるドイツの状況の分析 三.わが国の状況 四.おわりに |
|
第3章 過失犯における情報収集義務について |
|
一.はじめに 二.情報収集義務という概念について 三.情報収集義務の系譜 四.エンギッシュ以降の展開 五.検討 六.おわりに |
|
第4章 予見可能性の判断枠組みについて |
|
一.はじめに 二.過失犯における認識について 三.情報収集義務について 四.予見可能性の判断枠組みについて 五.おわりに |
|
第5章 過失犯の処罰限定論について |
|
一.はじめに 二.処罰限定論の根拠 三.セクター別処罰限定論について 四.おわりに |
|
第2部 周辺問題 |
|
第6章 過失犯における主観的正当化要素について |
|
一.はじめに 二.ドイツの議論 三.わが国の議論 四.検討 五.おわりに |
|
第7章 過失不作為犯をめぐる議論の素描 |
|
一.はじめに 二.過失犯における作為と不作為 三.管理監督過失と不作為犯論(1990年代半ばまで) 四.回収義務をめぐる議論(1990年代後半以降) 五.まとめと展望 |
|
第8章 過失犯における作為と不作為 |
|
一.はじめに 二.作為と不作為の区別が問題になる事例 三.区別に関する見解 四.検討 五.おわりに |
|
第9章 過失不作為犯における限定要素 |
|
一.はじめに 二.予見可能性による限定 三.主体の限定 四.単独犯の競合か共同正犯か 五.おわりに |
|
第10章 複数関与者における過失責任の画定 |
|
一.はじめに 二.近時のドイツの判例 三.学説上の評価 四.検討 五.おわりに |
|
第11章 過失犯における遡及禁止論について |
|
一.はじめに 二.過失犯における遡及禁止論の素描 三.検討 四.おわりに |