タイトルコード |
1000100803021 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本古代の親子関係 |
書名ヨミ |
ニホン コダイ ノ オヤコ カンケイ |
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孝養・相続・追善 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
岩田 真由子/著
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著者名ヨミ |
イワタ マユコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
八木書店出版部
八木書店(発売)
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出版年月 |
2020.4 |
本体価格 |
¥10000 |
ISBN |
978-4-8406-2235-6 |
ISBN |
4-8406-2235-6 |
数量 |
14,445,23p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
362.1
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件名 |
家族制度-歴史
親子関係-歴史
日本-歴史-奈良時代
日本-歴史-平安時代
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内容紹介 |
日本古代の親子関係の特質を明らかにし、歴史上の転換点と、その関係の変質について探る。親子が密接に関わる、元服儀、老親の供養・介護、追善、相続などを素材にして、その実態を明らかにし、両者の関係の位相を読み取る。 |
著者紹介 |
1973年香川県生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士課程後期退学。同大学嘱託講師。博士(文化史学)(同志社大学)。 |
目次タイトル |
序章 本書の課題と構成 |
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第一節 本書の課題 第二節 本書の構成と各章の論点 |
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第一部 孝養と服喪 |
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第一章 老人扶養・介護と家族の役割 |
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はしがき 第一節 説話にみえる孝養と家族形態 第二節 譲状・解文にみえる孝養と家族の役割 むすび |
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第二章 八・九世紀の侍・侍解と孝養 |
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はしがき 第一節 律令国家による老人福祉 第二節 官人の親に対する孝養 第三節 九世紀における官人の孝思想の展開 むすび |
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第三章 日本古代の服解 |
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はしがき 第一節 養老令にみえる服解の制度 第二節 奈良時代の服解 第三節 奈良時代末から平安時代中期の服解 第四節 実父母・養父母に対する服解 むすび |
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第二部 追善と財産相続 |
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第四章 古代の追善と親子意識 |
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はしがき 第一節 古代における追善の実態 第二節 自己の迫善に対する行動 第三節 孝養と親子意識の変容 むすび |
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第五章 平安時代の悔返 |
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はしがき 第一節 大江公仲の悔返と大江仲子・有経の相論 第二節 萌芽期の悔返の実態と明法家による法理の展開 むすび |
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第六章 死骸敵対・父子敵対の発生 |
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はしがき 第一節 父子敵対・死骸敵対の特徴 第二節 死骸敵対の観念の発生 第三節 死骸敵対観念の成立 むすび |
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第三部 王権と親子関係 |
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第七章 追善からみた親子関係と古代王権の変質 |
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はしがき 第一節 『西宮記』にみる追善規定 第二節 嵯峨太上天皇の遺詔の画期性 第三節 醍醐・朱雀朝以降の追善 むすび |
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第八章 元服儀からみた親子意識と王権の変質 |
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はしがき 第一節 天皇家の元服儀 第二節 皇太子の元服儀における中宮・皇后の関与 第三節 元服儀にみえる天皇拝謁 第四節 元服儀からみた天皇と太上天皇との関係 むすび |
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第九章 宇多・醍醐朝における天皇家の親子意識 |
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はしがき 第一節 醍醐天皇皇子元服に対する宇多法皇の関与 第二節 宇多上皇と醍醐天皇の現実的親子関係 むすび |
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第十章 元服儀からみた母后の役割とその変質 |
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はしがき 第一節 母后藤原穏子の元服儀への関与 第二節 天皇元服儀の変質 第三節 院政期の元服儀 むすび |
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第十一章 平安時代前期における親王出家とその処遇 |
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はしがき 第一節 平安時代前期の親王出家の特質 第二節 親王出家の増加の影響 第三節 親王出家者に対する処遇とその淵源 むすび |
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終章 日本古代親子関係の特質 |
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第一節 各章の結論 第二節 日本古代親子関係の特質 |