タイトルコード |
1000100869527 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
未完の多文化主義 |
書名ヨミ |
ミカン ノ タブンカ シュギ |
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アメリカにおける人種、国家、多様性 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
南川 文里/著
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著者名ヨミ |
ミナミカワ フミノリ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東京大学出版会
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出版年月 |
2021.1 |
本体価格 |
¥5600 |
ISBN |
978-4-13-056122-8 |
ISBN |
4-13-056122-8 |
数量 |
5,345p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
316.853
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件名 |
民族問題-アメリカ合衆国
人種問題
多文化主義
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注記 |
文献:p311〜336 |
内容紹介 |
アメリカ社会にとって「多文化主義」とは何であったのか。公民権運動以来の多様性の政治を歴史社会学的に追い、バックラッシュのなかで失敗が宣告される「アメリカ型多文化主義」にアメリカを動かすダイナミズムを読む。 |
著者紹介 |
1973年愛知県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(社会学)。立命館大学国際関係学部教授。著書に「「日系アメリカ人」の歴史社会学」など。 |
目次タイトル |
序章 多文化主義が終わる時代に? |
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第Ⅰ部 多文化主義への社会学的アプローチ |
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第1章 多文化主義の社会学 |
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1.社会学研究の対象としての多文化主義 2.多文化主義とは何か 3.アメリカ型多文化主義とは何か 4.多文化主義という事象の歴史社会学 |
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第Ⅱ部 アメリカ型多文化主義の成立 |
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第2章 人種リベラリズムと公民権 |
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1.20世紀転換期の多元主義の系譜 2.人種リベラリズムと非差別政策 3.1964年公民権法と制度的人種主義 4.新しい多元性-人種と多様性をめぐる対抗政治 5.人種リベラリズムの時代と胎動する多文化主義 |
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第3章 非差別と平等のための積極的措置 |
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1.「もう一つの多元主義」への跳躍? 2.雇用機会均等委員会と非差別政策の形成 3.人種主義を数値化する 4.積極的措置の内実 5.公民権改革は何を変えたのか? |
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第4章 人種を数える |
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1.「人種エスニック五角形」のアメリカ 2.分権的な連邦統計制度と人種エスニックなカテゴリーの標準化 3.OMB指令15号-標準化とその実践 4.人種エスニック五角形の動態的編成 |
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第5章 中立性規範と多様性規範 |
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1.積極的措置の危機 2.「逆差別」論争への道程 3.多文化主義と2つの規範 4.アメリカ型多文化主義の転換点 |
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第Ⅲ部 多様性規範と反多文化主義の時代 |
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第6章 多文化教育における包摂と多様性 |
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1.多文化主義論争の登場-多文化教育と「文化戦争」 2.1980年代における教育改革と多文化主義 3.包摂のカリキュラム 4.包摂から多様性へ-反多文化主義と多文化主義の折衝 5.包摂,分裂,多様性-何が残り,何が欠落したのか |
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第7章 反多文化主義の住民運動 |
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1.中立性規範による反多文化主義 2.カリフォルニア地域政治における反多文化主義 3.反「優遇措置」の住民提案-カリフォルニア州提案209号 4.中立性規範による人種政治 5.反多文化主義の時代へ |
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第8章 多人種主義の挑戦 |
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1.「アメリカの新しい顔」 2.多人種主義運動と人種エスニック統計 3.多人種の数え方-OMB指令15号の再検討 4.修正される多文化主義-「1つ以上をマーク」ルールの確立 5.多人種主義と「数値」の政治 |
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第9章 多様性への多文化主義 |
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1.21世紀の多文化主義-新自由主義と安全保障化のなかの多様性 2.多様性規範をめぐる攻防-グラッター判決と積極的措置 3.多様性規範の時代-オバマ現象と多文化主義 4.トランプ現象と反多文化主義の政治 5.アメリカ型多文化主義の「現在」 |
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終章 「未完のプロジェクト」のゆくえ |