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書誌情報サマリ

書名

『今昔物語集』の成立と対外観 

著者名 荒木 浩/著
著者名ヨミ アラキ ヒロシ
出版者 思文閣出版
出版年月 2021.12


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資料情報

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No. 所蔵館 配架場所 請求記号 資料番号 資料種別 状態 個人貸出 在庫
1 東部図書館一般開架91337/76/2102978563一般在庫 

書誌詳細

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タイトルコード 1000100955166
書誌種別 図書
書名 『今昔物語集』の成立と対外観 
書名ヨミ コンジャク モノガタリシュウ ノ セイリツ ト タイガイカン
叢書名 思文閣人文叢書
言語区分 日本語
著者名 荒木 浩/著
著者名ヨミ アラキ ヒロシ
出版地 京都
出版者 思文閣出版
出版年月 2021.12
本体価格 ¥9000
ISBN 978-4-7842-2015-1
ISBN 4-7842-2015-1
数量 9,430,18p
大きさ 22cm
分類記号 913.37
件名 説話文学
注記 関係年表:p422〜430
内容紹介 和文説話集の源流となった「宇治大納言物語」の編者・源隆国の営為から「今昔物語集」の誕生までの文学史に焦点を当てつつ、対外観という視点のもと、古代・中世説話集の成立をめぐる、仏教文化史の潮流を論じる。
著者紹介 1959年生まれ。京都大学大学院博士後期課程中退。博士(文学)。国際日本文化研究センター教授・総合研究大学院大学教授。著書に「徒然草への途」など。
目次タイトル はじめに
一.唐土へのあこがれと屈折 二.説話集の発生と展開 三.中国へ送られる仏書 四.二つのネグレクト 五.「宇治大納言物語」の位相
序論 仏教文学としての説話集と対外観
一.仏教文学とは何か 二.源隆国と『安養集』 三.『安養集』の成立環境 四.源隆国と文学史
第一部 古代説話集の成立と対外観
第一章 仏教類書の影響と説話集の存立
一.「諸教要集」という書と夢の「聖示」 二.『霊異記』題号考と『諸経要集』 三.『三宝絵』典拠論としての『諸経要集』再読 四.『諸経要集』から『三宝絵』へ 五.『衆経要集金蔵論』の類書性と唱導性 六.「コンパクト」な仏教類書が提起する作品のかたち
第二章 『三宝絵』の捨身と孝
一.薩埵王子「捨身飼虎」とその周辺 二.捨身飼虎譚のコンテクストと聖徳太子 三.捨身飼虎と主人公の死 四.『三宝絵』の「孝」の特異性 五.孝と捨身のずれと重なり 六.尊子内親王と『三宝絵』 七.『三宝絵』仏宝の意義と作者源為憲
第三章 投企される<和国>性
一.『日本往生極楽記』をめぐる仏教史的環境 二.夢による改稿 三.付加された「二菩薩」伝の対外観と三国往還の和歌陀羅尼 四.『往生要集』遣宋と『日本往生極楽記』の成立と改訂 五.『日本往生極楽記』遣宋本の意味と中書大王の比定 六.変貌する奝然帰国の衝撃と保胤の『日本往生極楽記』遣宋企図
第二部 源隆国と「宇治大納言物語」
第一章 源隆国の才と説話集作者の資質
一.宇治大納言物語という劃期 二.隆国の資質について 三.隆国・経任が「二人とも」才学ありと読む説の起源 四.隆国の系譜と故実学との関連 五.隆国の故実学と説話集への連続 六.宇治平等院をめぐる人的交流と宋代仏教への視座
第二章 源隆国晩年の対外観と仏教
一.問題の所在 二.隆国と仏教と 三.奝然と成尋、源信『往生要集』と源隆国『安養集』のループ 四.『安養集』遣宋後と隆国の晩年 五.成尋と頼通・師実親子の紐帯 六.「宇治大納言物語」から『今昔物語集』へ
補論 藤原忠実の「家」と「父」そして「子」
一.「李部王」重明の夢と『李部王記』 二.「家」の始祖伝承としての東三条殿の夢 三.忠実が夢見たもの 四.師実から忠実へ 五.声のゆくえと摂関家の継承 六.上東門院という装置 七.摂関の条件と言説 八.忠実の「家」と「父」 九.匡房・師通に対する忠実の屈折と御堂流長者の系譜意識 十.説話の中の院政期
第三部 『今昔物語集』の成立と宋代
第一章 『今昔物語集』成立論の環境
一.成尋『参天台五臺山記』と『今昔物語集』の生成 二.『今昔物語集』巻六第三話に描かれた達磨の説話とその典拠 三.天台僧成尋が注目する達磨と南岳慧思の年代関係 四.仏陀耶舎と慧遠の結び付き 五.廬山・東林寺十八高賢としての仏陀耶舎 六.隆国『安養集』と廬山 七.『今昔物語集』成立論の環境
第二章 『今昔物語集』の成立と宋代
一.隆国と成尋の交叉点 二.入宋僧がもたらす天竺イメージと宋代情報 三.『今昔物語集』巻六冒頭と『大宋僧史略』 四.『大宋僧史略』の意義と成尋の収書 五.『今昔物語集』の成立へ
第三章 かへりきにける阿倍仲麻呂
一.阿倍仲麻呂帰国説の周辺と問題の所在 二.阿倍仲麻呂伝とその周辺 三.阿倍仲麻呂帰国伝説の発生(1) 四.阿倍仲麻呂帰国伝説の発生(2) 五.仲麻呂帰朝説と『新唐書』の浸透 六.『土左日記』の「に」と為家本
第四章 『今昔物語集』の宋代観と和歌逸話の形成
一.阿倍仲麻呂帰国説と『新唐書』 二.『今昔物語集』仲麻呂説話の形成資料 三.『古今和歌集』と『今昔物語集』配列の前提 四.『今昔物語集』の宋代と「唐」 五.入宋僧の交流と『今昔』の教養
補論 編纂動機と逸話配列
一.『国文学史講話』の成立と三人の序 二.『国文学史講話』と『土佐日記』 三.亡児哀悼の書としての『土佐日記』 四.『土佐日記』解釈史の屈曲から「日記文学」へ 五.説話集の中の貫之亡児哀惜歌話とその周辺 六.歌人としての『今昔』作者という反措定と視点
終章 世界叙述と説話文学史
一.説話文学会前史と益田勝実 二.『今昔物語集』仏伝の意義 三.「和文化資料」のみが伝える釈迦最後のコトバ 四.矜持する和語 五.説話文学史の画期と和語の「物語」の戦略的採用



内容細目

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2021
913.37 913.37
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