タイトルコード |
1000100976121 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
アメリカ多文化社会論 |
書名ヨミ |
アメリカ タブンカ シャカイロン |
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「多からなる一」の系譜と現在 |
版表示 |
新版 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
南川 文里/著
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著者名ヨミ |
ミナミカワ フミノリ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
法律文化社
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出版年月 |
2022.4 |
本体価格 |
¥2900 |
ISBN |
978-4-589-04206-4 |
ISBN |
4-589-04206-4 |
数量 |
5,206p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
316.853
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件名 |
民族問題-アメリカ合衆国
多文化主義
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注記 |
文献:p181〜201 |
内容紹介 |
20世紀初頭からオバマ政権時代にいたるまで、アメリカ合衆国における「多からなる一」という構想がどのように展開してきたのかを、人種、移民などをめぐる基本概念を用いて論じる。新しい研究動向等を盛り込んだ新版。 |
著者紹介 |
1973年愛知県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(社会学)。同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。著書に「未完の多文化主義」など。 |
目次タイトル |
序章 「多からなる一」の追求 |
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第Ⅰ部 多文化社会アメリカの形成 |
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第1章 移民国家アメリカの条件と変容 |
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1.1 「移民の国」をつくる条件 1.2 「移民の国」理念の確立 1.3 再構成する「移民の国」 1.4 開放的なアメリカ、排他的なアメリカ |
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第2章 アメリカにおける人種主義の変容(1) |
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2.1 人種とは何か 2.2 奴隷制から人種隔離制度へ 2.3 公民権運動とその帰結 2.4 拡張する公民権 2.5 公民権革命と文化的多様性 |
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第3章 アメリカにおける人種主義の変容(2) |
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3.1 現代アメリカと人種主義の変貌 3.2 ポスト公民権期における人種的不平等 3.3 「白人と黒人のアメリカ」を超えて 3.4 ポスト公民権期の人種主義理論 |
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第Ⅱ部 「多からなる一」の系譜 |
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第4章 「単一のアメリカ」への同化 |
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4.1 「るつぼ」としてのアメリカ 4.2 同化主義の時代 4.3 リベラルな同化論 4.4 同化主義の困難 |
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第5章 文化多元主義とエスニシティ |
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5.1 「サラダボウル」の陥穽 5.2 文化多元主義の思想史的文脈 5.3 エスニシティと文化多元主義 5.4 文化多元主義のモデル化 |
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第6章 アメリカ型多文化主義の成立と展開 |
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6.1 もうひとつの多元主義 6.2 アメリカ型多文化主義の歴史的実践 6.3 多文化主義の理論とアメリカ型多文化主義のモデル |
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第7章 変容する多文化主義 |
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7.1 多文化主義をめぐる論争 7.2 多文化主義に対する批判と対応 7.3 自己変容する多文化主義 7.4 アメリカ型多文化主義の変容と定着 |
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第Ⅲ部 21世紀のアメリカ多文化社会 |
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第8章 多様性時代における「多からなる一」 |
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8.1 多様性の世紀 8.2 多文化主義を超える? 8.3 バラク・オバマと多様性規範の時代 8.4 多様性の管理と多文化主義 |
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第9章 「多からなる一」の破綻と修復 |
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9.1 多文化主義の終焉? 9.2 「アメリカを再び偉大に」 9.3 ブラック・ライヴズ・マター運動の挑戦 9.4 「多からなる一」の修復 |
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終章 多文化社会アメリカの教訓 |