タイトルコード |
1000100118530 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
図書館と知的自由 |
書名ヨミ |
トショカン ト チテキ ジユウ |
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管轄領域、方針、事件、歴史 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
川崎 良孝/編著
吉田 右子/著
安里 のり子/著
福井 佑介/著
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著者名ヨミ |
カワサキ ヨシタカ ヨシダ ユウコ アサト ノリコ フクイ ユウスケ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
京都図書館情報学研究会
日本図書館協会(発売)
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出版年月 |
2013.11 |
本体価格 |
¥6000 |
ISBN |
978-4-8204-1312-7 |
ISBN |
4-8204-1312-7 |
数量 |
19,293p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
010.1
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件名 |
図書館の自由
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内容紹介 |
「図書館と知的自由」の領域を構成する、ヴェトナム戦争や平等保護修正案といった事例を取り上げ、ALA文書館の1次資料、SRRTや各専門委員会のニュースレター等の資料も援用し、その歴史、論議、方針を明らかにする。 |
著者紹介 |
京都大学大学院教育学研究科教授。著書に「アメリカ公立図書館・人種隔離・アメリカ図書館協会」「新たな図書館・図書館史研究」など。 |
目次タイトル |
はじめに:図書館における知的自由の管轄領域 |
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1 図書館における知的自由の思想的根拠 2 図書館における知的自由の管轄領域とジュディス・F.クラグ(1) 3 図書館における知的自由の管轄領域とジュディス・F.クラグ(2) 4 図書館における知的自由の管轄領域とジュディス・F.クラグ(3) |
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第1章 図書館と知的自由 |
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1節 図書館と知的自由:ジュディス・クラグ(1) 2節 図書館と知的自由:ジュディス・クラグ(2) 3節 本書の構成 |
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第2章 社会の変化とアメリカ図書館協会 |
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1節 はじめに:1967年アメリカ図書館協会サンフランシスコ年次大会とエリック・ムーン 2節 1968年のアメリカ社会とアメリカ図書館協会 3節 1969年アメリカ図書館協会アトランティックシティ年次大会前史 4節 1969年アメリカ図書館協会アトランティックシティ年次大会 5節 1970年の社会状況とアメリカ図書館協会シカゴ冬期大会 6節 1970年アメリカ図書館協会デトロイト年次大会 7節 1971年のアメリカ図書館協会とヴェトナム反戦決議の採択 8節 社会の変化とアメリカ図書館協会 |
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第3章 黒人と図書館:『ザ・スピーカー』論争(1977-1978年) |
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1節 はじめに:映画『ザ・スピーカー』 2節 『ザ・スピーカー』制作前史 3節 アメリカ図書館協会理事会の決定(1976年4月)から映画の完成まで 4節 アメリカ図書館協会理事会の動き(1977年4月)と問題の公然化 5節 アメリカ図書館協会デトロイト年次大会(1977年6月) 6節 デトロイト大会から1978年冬期大会(1978年1月)まで 7節 アメリカ図書館協会シカゴ冬期大会(1978年1月)での議論 8節 黒人と図書館:『ザ・スピーカー』論争 |
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第4章 女性と図書館:平等保護修正案(ERA)とアメリカ図書館協会(1977-1982年) |
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1節 はじめに:図書館専門職と社会的責任 2節 平等保護修正案をめぐるアメリカの動向 3節 アメリカ図書館協会の平等保護修正案をめぐる方針と活動 4節 平等保護修正案とアメリカ図書館協会 |
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第5章 同性愛差別と図書館:同性愛差別法反対運動とアメリカ図書館協会(1992-1994年) |
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1節 はじめに:図書館専門職と社会的責任 2節 同性愛をめぐるアメリカ社会とアメリカ図書館協会の動向 3節 オレゴン州スプリングフィールド市憲章修正案と図書館界 4節 コロラド州憲法第2修正と図書館界 5節 オハイオ州シンシナティ反同性愛保護条例と図書館界:1995年アメリカ図書館協会年次大会開催地の変更をめぐる議論 6節 同性愛差別法とアメリカ図書館協会 7節 同性愛差別法反対運動とアメリカ図書館協会 |
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第6章 反ユダヤ主義と図書館:マッカルデン事件(1983-1985年) |
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1節 はじめに:図書館倫理と人種偏見 2節 ホロコースト否定文献にたいする図書館の異なる立場 3節 マッカルデン事件 4節 カリフォルニア州図書館協会の対応 5節 アメリカ図書館協会の方針の変遷 6節 マッカルデン事件と図書館における知的自由 7節 反ユダヤ主義と図書館:マッカルデン事件 |
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第7章 情報の自由な流れをめぐる対立:アパルトヘイトとアメリカ図書館協会(1985-1991年) |
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1節 はじめに:ミネアポリス公立図書館長アーヴィン・ゲインズ 2節 1985年;アメリカ図書館協会の最初の取り組み 3節 1986年:アメリカ図書館協会の一体性を示す決議の採択 4節 1987年:問題の本格化と知的自由委員会の登場 5節 1988年:知的自由委員会の基本的な考え 6節 1989年:社会的責任ラウンドテーブルの活動 7節 1990年:知的自由委員会、社会的責任ラウンドテーブル、国際関係委員会の動きと対立 8節 1991年アメリカ図書館協会冬期大会:『表現の自由への万人の権利』の採択 9節 アパルトヘイトとアメリカ図書館協会 |
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第8章 図書館と知的自由:アメリカ図書館協会における価値の対立と社会的立場の表明 |
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1節 はじめに 2節 図書館と知的自由における論理 3節 図書館の専門職団体と社会的立場の表明 4節 おわりに |