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中央図書館 展示「世界に誇る日本のものづくり~伝統工芸の魅力~」のお知らせ

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テーマ「世界に誇る日本のものづくり~伝統工芸の魅力~」

日本各地に、長年受け継がれてきた熟練の技術によって生み出される様々な工芸品があります。漆器は、海外で「ジャパン」と呼ばれるほどよく知られています。
 しかし、日本が高度経済成長を遂げる中で大量生産・大量消費の経済構造が確立し、雇用環境や生活様式などの変化にともない、伝統工芸産業は後継者不足・原材料不足といった問題をかかえるようになりました。

 そこで、1974年、伝統工芸を守り発展させるために「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」が制定されました。
「伝統的工芸品」指定の条件として、日常生活で使う品物であること、おもに手づくりであること、100年以上の伝統的な技術・技法や原材料を用いていること、地域の産業として成立しており一定の会社数・従業員数があること、などがあります。現在、211品目が指定工芸品とされています。

 さらに、従来の工芸品を守るだけでなく、現代の生活様式に合った新しい製品が開発され、伝統技術を生かした新素材なども生み出されています。例えば、伝統的な陶磁器製作の技術から生まれたのが、ハイテク産業を支える新素材「ファインセラミック」です。

 千葉県では、伝統工芸品のより一層の発展を図るため1984年から県指定制度を設け、優れた工芸品を指定しています。漁業にまつわる織物や染色品、醤油にかかせない和樽、造船技術を生かした刃物類のほか、組紐や神輿など様々な工芸品があります。
 優れた竹材の産地である安房地方の「房州うちわ」は、「京うちわ」(京都府)、「丸亀うちわ」(香川県)と並んで全国的によく知られています。

 今回は、地域の伝統文化を見直し、ものづくりに携わる人々について知ることのできる資料展示を企画しました。

 なお、展示してある資料はお貸出しできますので、中央カウンターまでお申し出下さい。(ただし、一部の資料は館内でのご利用をお願いします。)

 展示リストはこちら(全3ページ)[PDF形式(99KB)]を御覧下さい。

期間

平成23年9月17日(土)~11月17日(木)
 好評につき、資料を追加して展示期間を延長しました。

(工業デザイナーでありながら大量生産に疑問を持ち、手仕事の大切さを訴えた秋岡芳夫、生活の中の美や民芸品に注目した柳宗悦に関する図書を追加しました。)

場所

千葉県立中央図書館 受付前 展示コーナー

問い合わせ

千葉県立中央図書館
千葉市中央区市場町11-1 TEL 043-222-0116

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