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東部図書館 3月 「名作映画鑑賞会」のお知らせ

カテゴリ:

 東部図書館では、毎月第3土曜日に「名作映画鑑賞会」を開催しています。どうぞお気軽に足をお運びください。(無料)
 ご予約は各回の上映期日1ヶ月前より受付いたします。

詳細



時間 開場:13時15分~
上映:13時30分~
場所 東部図書館 3階研修室
定員 60名
申込み 来館又は電話でお願いします。
千葉県立東部図書館
 電話0479-62-7070

平成25年3月の上映予定

3月16日(土)

命のビザ 』 1992年/日本/115分


■スタッフ
 演  出:大山 勝美
 原  作:杉原 幸子
 脚  本:久保田千太郎    佐々木 守
 制  作:鈴木 哲夫      川村 尚敬
 音  楽:谷川 賢作


■キャスト
 加藤  剛
 秋吉久美子
 紺野美沙子
 佐藤  慶
 ピーター・ウーライ
 トナヴスキー・ミロ
 ギオラ・セーリガ

■ストーリー
 1940年、ナチスドイツとソ連が対峙する北ヨーロッパ。中立国のリトアニアにはユダヤ人狩りから逃れてきた難民が押し寄せていた。唯一の希望は、日本通過のビザを発給してもらい、第3国へ逃げることである。日本領事・杉原千畝は、外務省や周囲の反対をおして、人間の命のために、ビザ発行の決断をする。極限状況の中で、人のあるべき道を選んだ杉原千畝のドキュメンタリードラマ。


■豆知識
 杉原千畝(すぎはらちうね1900-1986)は、幼い頃から品行方正・成績優秀であり、父は医者になることを勧めた。英語教師になりたいと思っていた千畝は、医学学校の入学試験に白紙答案を出し、不合格となる。父の意に反した千畝は上京し、早稲田大学英語科へ入学するが、勘当同然なので仕送りはなく、生活は困窮していた。大学2年生のとき、偶然外務省の官費留学生募集を知り、猛勉強した結果ロシア語枠で合格する。本当はスペイン語を志望していたが、希望者が多いため仕方なく人気のないロシア語に変更したのであった。ロシア革命後のソ連政権とは国交がなかったので、ロシア人が多数住むハルピンへ留学し、研鑽に励んだ。その後、ロシア語に堪能な千畝は、満州国、フィンランド共和国、リトアニア共和国、ルーマニア等で外交官として活躍した。
(参考文献:白石仁章著『諜報の天才杉原千畝』新潮社2011  植木武編『国際社会で活躍した日本人』弘文堂 2009)

関連資料



資料名著者名等出版者名出版年請求記号
国際社会で活躍した日本人 植木 武  編 弘文堂 2009 28104/289
千畝 ヒレル・レビン   著 清水書院 1998 2891/スチ1
真相・杉原ビザ 渡辺 勝正   著 大正出版 2000 2891/スチ3
杉原千畝の悲劇 渡辺 勝正   著 大正出版 2006 2891/スチ4
猶太難民と八紘一宇 上杉 千年 著 展転社 2002 31688/48
日本はなぜユダヤ人を迫害しなかったのか ハインツ・E.マウル   著 芙蓉書房出版 20004 31688/57
杉原千畝と日本の外務省 杉原 誠四郎   著 大正出版 1999 31910//109
諜報の天才杉原千畝 白石 仁章   著 新潮社 2011 3916/39
センポ・スギハァラ 平石 耕一   著 アルヒーフ 2001 9126/ヒコ1
スギハラ・ダラー 手嶋 龍一   著 新潮社 2010 9136/テリ2
金色の瞑想 小谷野 裕子   著 春風社 2008 9146/コユ2
日本人に救われたユダヤ人の手記 ソリー・ガノール   著 講談社 1997 936/カソ1

問い合わせ

千葉県立東部図書館
旭市ハの349 TEL 0479-62-7070

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