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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
| No. |
所蔵館 |
配架場所 |
請求記号 |
資料番号 |
資料種別 |
状態 |
個人貸出 |
在庫
|
| 1 |
東部図書館 | 一般開架 | 91026/1567/ | 2102769124 | 一般 | 在庫 | 可 |
○ |
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
| タイトルコード |
1000100431267 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
意志薄弱の文学史 |
| 書名ヨミ |
イシ ハクジャク ノ ブンガクシ |
|
日本現代文学の起源 |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
坂口 周/著
|
| 著者名ヨミ |
サカグチ シュウ |
| 出版地 |
東京 |
| 出版者 |
慶應義塾大学出版会
|
| 出版年月 |
2016.10 |
| 本体価格 |
¥3800 |
| ISBN |
978-4-7664-2366-2 |
| ISBN |
4-7664-2366-2 |
| 数量 |
445,6p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
910.26
|
| 件名 |
日本文学-歴史-近代
|
| 注記 |
文献:p431〜445 |
| 内容紹介 |
近代から現代に至る文学の「視覚性」に注目し、日本に脈々と流れる「曖昧」の系譜を辿ることで、「意志」をめぐる近代の激しい攻防をあぶりだす。「正岡子規と映画の論理」「横光利一の<四次元小説>論」などを取り上げる。 |
| 著者紹介 |
1977年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。福岡女子大学国際文理学部専任講師。2014年「運動する写生」で群像新人文学賞評論部門優秀作を受賞。 |
| 目次タイトル |
序章 「曖昧未了」から「意志薄弱」まで |
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第一部 |
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第一章 運動する写生 |
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一 「起源」としての一八九六年 二 活動写真の時代 三 「写生」の二面性 四 「活動」の原理 五 「曖昧未了」の美学 六 写生的認識とモンタージュ 七 夢の<推移>の理論へ |
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第二章 催眠、あるいは脳貧血の系譜 |
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一 催眠術言説の成立 二 漱石文学と催眠現象 三 「さびしさ」という方法 四 志賀直哉の「さびしさ」へ 五 悲喜劇の構造 六 病と熱情のサロメ 七 脳貧血の美学 八 「風流」論へ |
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第三章 <気づき>の神秘主義 |
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一 「気づく」ことのテーマ性 二 既視のメカニズム 三 漱石という端緒 四 媒介項としての志賀直哉 五 「崇高」と「美」のはざまに 六 「ぼんやり」から「はっきり」へ 七 佐藤春夫「西班牙犬の家」の夢空間 八 照応する「城の崎にて」 九 「新感覚」の先へ |
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第二部 |
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第四章 発声映画の時代 |
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一 昭和文学への転換 二 <超-現実>の心理 三 トーキーの思想圏 四 矛盾的同一体としてのトーキー 五 有声を支える四次元 六 小説の「連絡体」としての四次元 七 偶然性と倫理 八 「純粋小説」における恋愛の意味 九 「懐疑」と「会議」 |
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第五章 一九六三年の分脈 |
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一 「曖昧」から「あいまい」への受け渡し 二 サルトルの「想像力」 三 「空の怪物アグイー」論 四 川端康成の何が「あいまい」なのか 五 虚無を解消する方法 六 「あいまい」の行方 |
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終章 「意志」をめぐる攻防 |
内容細目
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