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書誌情報サマリ

書名

「変態」という文化 

著者名 竹内 瑞穂/著
著者名ヨミ タケウチ ミズホ
出版者 ひつじ書房
出版年月 2014.3


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No. 所蔵館 配架場所 請求記号 資料番号 資料種別 状態 個人貸出 在庫
1 東部図書館書庫別A91026/1440/2102643365一般在庫 

書誌詳細

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タイトルコード 1000100161773
書誌種別 図書
書名 「変態」という文化 
書名ヨミ ヘンタイ ト イウ ブンカ
近代日本の<小さな革命>
叢書名 シリーズ文化研究
叢書番号 3
言語区分 日本語
著者名 竹内 瑞穂/著
著者名ヨミ タケウチ ミズホ
出版地 東京
出版者 ひつじ書房
出版年月 2014.3
本体価格 ¥5600
ISBN 978-4-89476-688-4
ISBN 4-89476-688-4
数量 16,310p
大きさ 22cm
分類記号 910.262
件名 日本文学-歴史-大正時代   日本文学-歴史-昭和時代   異常性欲
内容紹介 大正期「変態」概念の成立、男性同性愛者たちの雑誌投書、エログロへの転向…。谷崎潤一郎の描き出す逸脱的な嗜好や存在に心惹かれた研究者が、近代日本を生きた人びとが築き上げた「変態」をめぐる文化について論じる。
著者紹介 1981年静岡県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科日本文化学専攻博士後期課程満期退学。博士(文学)。愛知淑徳大学文学部助教。
目次タイトル 序章 逸脱者と近代的権力
1 笑われる出歯亀 2 逸脱者と権力構造 3 「変態」概念を<消費>するということ 4 本書の構成
第Ⅰ部 「変態」の生成と流動
第1章 変態性欲論と変態心理学
1 「変態」概念の源流と、二つの「変態」理論 2 「変態性欲」という概念 3 通俗的変態性欲論の恣意性 4 変態心理学の導入と展開 5 潜在意識論のラディカルさ 6 中村古峡の理論的矛盾 7 変態心理学と変態性欲論の帰結点
第2章 「変態」に懸ける
1 『変態心理』と読者たち 2 寄稿読者たちのモチベーション 3 変態心理学による「医学」への裏口的参入 4 <霊的なもの>と科学の共存 5 地方知識人としての寄稿読者 6 ポスト<講義録の時代>と変態心埋学
第3章 「民衆」からの<逸脱>
1 アンケート「私の変態心理」 2 通俗化する「変態」概念 3 「天才」としての「変態」 4 「民衆」と対峙する「文壇人」たち 5 自己卓越化のための「変態」
第4章 「変態」の「流動」
1 「変態」概念と谷崎潤一郎 2 「鮫人」とその逸脱者たち 3 <本質の視覚化>と身体のパーツ化 4 個人識別法という管理技術 5 変態性欲論からの逸脱 6 「変態」と「流動」する都市イメージ 7 「とんちんかん」への欲望
第Ⅱ部 「変態」と呼ばれた者たちの生
第5章 共同体への憧憬
1 「変態」としての大本教 2 小山内薫の大本教映画 3 大正期大本教のマスメディア宣教 4 小山内の反<主流>的大本教論 5 芸術と民衆のジレンマ 6 調和する共同体へのロマンティシズム
第6章 欲望される<天才>
1 有島の情死をめぐる言説空間 2 文学共同体の情死評価 3 地方保守層vs青年知識人 4 「変態」理論の転倒 5 <青年>をめぐるヘゲモニー闘争と<偶像>化する有島
第7章 主体化を希求する<逸脱者>たち
1 性的マイノリティを語るために 2 変態性欲論の被害者? 3 同性愛者の<生>をめぐる投書 4 同性愛言説をめぐるパラダイム 5 同性愛者の連帯への希求 6 想像的共同体の可能性と限界
第Ⅲ部 「変態」の<商品>化
第8章 エログロへの<転向>
1 エログロの帝王・梅原北明 2 『殺人会社』の立ち位置 3 模擬実験装置としての『殺人会社』 4 「変態」の<商品>的価値 5 差異の商品化 6 現状のなかでの抵抗
第9章 左翼・エログロ・ジャーナリズム
1 近代都市・名古屋と『新愛知』 2 『新愛知』の文芸評論欄 3 文学評論欄と左傾編集者たち 4 先端性としてのエロ・グロ・ナンセンスとプロレタリア文学評論 5 <未完>のモダン都市・名古屋
第10章 プロレタリア文学の<臨界>へ
1 プロレタリア作家・井東憲 2 近代民族国家システムからの逸脱者たち 3 奪還/動員すべき「大衆」 4 プロレタリア探偵小説の<失敗> 5 脱臼される<大きな物語>
終章 <逸脱>・共同体・アイデンティティ
1 『変態心理』の終焉 2 『変態心理』読者たちの行方 3 北明の「グロテスク」な抵抗 4 「変態」的アイデンティティと共同体 5 <祭り>のあと



内容細目

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2014
910.262
日本文学-歴史-大正時代 日本文学-歴史-昭和時代 異常性欲
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