タイトルコード |
1000100577548 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
江戸・日光の建築職人集団 |
書名ヨミ |
エド ニッコウ ノ ケンチク ショクニン シュウダン |
叢書名 |
近世史研究叢書
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叢書番号 |
47 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
川村 由紀子/著
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著者名ヨミ |
カワムラ ユキコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩田書院
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出版年月 |
2017.11 |
本体価格 |
¥9900 |
ISBN |
978-4-86602-008-2 |
ISBN |
4-86602-008-2 |
数量 |
423,19p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
525.54
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件名 |
大工-歴史
職人-歴史
日本-歴史-江戸時代
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内容紹介 |
17世紀末から18世紀中頃に至る約80年間を中心に、江戸および日光の大工をはじめとする建築関係職人の職人集団の構造と展開を考察し、近世社会における職人集団の歴史的特質を明らかにする。 |
著者紹介 |
1947年大阪府生まれ。國學院大學大学院文学研究科史学専攻博士課程後期修了。同大学院文学研究科史学専攻特別研究員。博士(歴史学)。 |
目次タイトル |
序章 江戸の職人集団 |
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はじめに 第一節 職人の「役」と身分-研究史の概観- 第二節 江戸の町と諸職人-問題点と手法- 第三節 本研究の課題と構成 おわりに |
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第一部 元禄期における江戸の職人層と都市構造 |
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第一章 大工頭鈴木修理の日記と元禄期の諸職人人別帳 |
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はじめに 第一節 作事方大工頭鈴木修理と日記 第二節 元禄期の諸職人人別帳 第三節 町人地の諸職人 おわりに |
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第二章 元禄期における寛永寺門前の諸職人 |
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はじめに 第一節 東叡山寛永寺門前 第二節 門前に住む諸職人-「人別帳」の集計結果- 第三節 諸職人の存在形態-「人別帳」の世界- おわりに-今後の展望と残された課題- |
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第三章 元禄期における江戸寺社地の諸職人 |
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はじめに 第一節 元禄期の江戸と「人別帳」 第二節 「人別帳」の集計結果 第三節 市中外縁部の諸職人-寺社の門前- おわりに 別表 寺社地総覧-地域別・職種別内訳人数- |
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第四章 元禄期における江戸代官支配地の諸職人 |
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はじめに 第一節 代官支配地の「人別帳」 第二節 市中外縁部の諸職人-江戸町続きの町々- 第三節 代官支配地と諸職人の特徴 おわりに 別表1 伊奈代官支配地総覧-地域別・職種別内訳人数- 別表2 細井代官支配地総覧-地域別・職種別内訳人数- 小括-第一部のまとめ- |
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第二部 享保〜宝暦期における幕府寺社工事と作事組織 |
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第五章 近世中期における江戸の「町棟梁」 |
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はじめに 第一節 作事方の大棟梁と「町棟梁」 第二節 享保期の寛永寺中堂修復工事 第三節 宝暦・天明期の「町棟梁」 おわりに |
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第六章 享保期における江戸幕府作事方と大工職人 |
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はじめに 第一節 作事方の組織と諸役人 第二節 御用職人と町大工 第三節 身分と格式-諸身分の表象- おわりに 小括-第二部のまとめ- |
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第三部 宝暦・明和期における日光棟梁と江戸方 |
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第七章 宝暦・明和期における日光東照宮の修理と日光棟梁 |
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はじめに 第一節 日光東照宮の修理 第二節 一式請負工事-江戸方と日光方- 第三節 日光棟梁の主張とその後の修理分担 おわりに |
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第八章 近世中期における日光棟梁の訴願と自治 |
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はじめに 第一節 日光棟梁仲ケ間の組織 第二節 日光棟梁仲ケ間の運営方法 第三節 仲ケ間の機能と活動 おわりに 小括-第三部のまとめ- |
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終章 職人集団の変容-近代への萌芽 |
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はじめに 第一節 幕府作事方の変化 第二節 諸職人の自立 おわりに |