タイトルコード |
1000100883514 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
朝鮮王朝の侯国的立場と外交 |
書名ヨミ |
チョウセン オウチョウ ノ コウコクテキ タチバ ト ガイコウ |
叢書名 |
汲古叢書
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叢書番号 |
167 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
木村 拓/著
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著者名ヨミ |
キムラ タク |
出版地 |
東京 |
出版者 |
汲古書院
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出版年月 |
2021.2 |
本体価格 |
¥10000 |
ISBN |
978-4-7629-6066-6 |
ISBN |
4-7629-6066-6 |
数量 |
8,371,14p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
221.05
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件名 |
朝鮮-歴史-李朝時代
朝鮮-対外関係-日本-歴史
朝鮮-対外関係-アジア(東部)-歴史
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注記 |
文献:p347〜364 |
内容紹介 |
朝鮮の日本・琉球・女真人に対する外交には、朝鮮の侯国的立場が如何なる形で反映されたのかを解明。さらに、朝鮮の「私交」問題への姿勢・対応のあり方についても論じる。 |
著者紹介 |
1976年神奈川県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。鹿児島国際大学国際文化学部准教授。共著に「朝鮮史研究入門」など。 |
目次タイトル |
序章 本書への導入 |
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一 本書の目的 二 先行研究の議論とその限界 三 本書の構成と概要 |
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第一部 朝鮮の外交論理・秩序 |
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第一章 朝鮮世宗代における女真人・倭人への授職の対外政策化 |
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はじめに 一 授職の対外政策化前史 二 授職の対外政策化とそれ以後 三 女真人・倭人の官教における印の変更とその意味 おわりに |
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補論 朝鮮の国王印と侯国的立場 |
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第二章 朝鮮による女真人酋長への授職と羈縻 |
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はじめに 一 女真人羈縻における品帯の意味 二 都万戸授与による女真人酋長の羈縻 おわりに |
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第三章 朝鮮による女真人・倭人への授印政策 |
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はじめに 一 印信と図書 二 女真人・倭人への授印政策の意味 三 女真人・倭人への授印政策と侯国的立場 おわりに |
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第四章 朝鮮の対馬認識の体系的考察 |
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はじめに 一 朝鮮の対馬認識の変遷 二 朝鮮の「藩籬」としての対馬の性格-豆満江流域の女真人集落との対比から- おわりに |
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第五章 朝鮮の対日外交秩序の新たな理解 |
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はじめに 一 『海東諸国紀』のなかの「日本国」 二 対日外交秩序における「日本国」 三 対日外交秩序の新たな理解 おわりに |
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第二部 朝鮮の外交と「私交」問題 |
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第六章 朝鮮初期における室町幕府への遣使の目的 |
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はじめに 一 太祖・定宗代-頻繁な使節往来までの前史- 二 太宗代-倭寇対策のための遣使- 三 世宗代-「交隣の礼」履行のための遣使- 四 室町幕府への遣使の再途絶 おわりに |
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第七章 一五世紀前半朝鮮の対日「交隣」と「私交」 |
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一 明の「東藩」の立場と対日通交 二 明の「東藩」の立場と「私交」・「交隣」 おわりに |
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第八章 朝鮮世宗による事大・交隣両立の企図 |
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はじめに 一 世宗による被虜明人張清らの送還の意味 二 交隣使節の接待をめぐる世宗と臣下の立場 おわりに |
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第九章 朝鮮の交隣文書における図書使用の理由 |
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はじめに 一 書契における印の選択 二 世宗による印信使用の提案の意図 三 図書使用と「私交」問題 おわりに |
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終章 一七世紀前半朝鮮の対日本外交の変容 |
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はじめに 一 対日本国書と「為政以徳」印 二 「為政以徳」印の性格変化-図書から璽宝へ- 三 対日本外交の変容-国書の「公文書」化- おわりに |