タイトルコード |
1000100819638 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
AI時代の法学入門 |
書名ヨミ |
エーアイ ジダイ ノ ホウガク ニュウモン |
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学際的アプローチ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
太田 勝造/編著
笠原 毅彦/[ほか]著
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著者名ヨミ |
オオタ ショウゾウ カサハラ タケヒコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
弘文堂
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出版年月 |
2020.7 |
本体価格 |
¥2600 |
ISBN |
978-4-335-35833-3 |
ISBN |
4-335-35833-3 |
数量 |
10,280p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
321
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件名 |
法律学
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内容紹介 |
法が対象とする社会領域の実態とダイナミクスを理解すると、法と社会の相互作用が見えてくる。法学者、法社会学者、AI研究者、認知脳科学者が協力し、文理融合の学際的方法論と知見から構築を試みた、AI時代の法学入門。 |
著者紹介 |
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。明治大学法学部教授。東京大学名誉教授。弁護士。専攻は法社会学。著書に「民事紛争解決手続論」「法律」など。 |
目次タイトル |
序章 はじめに |
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第1章 法の解釈適用とは? |
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1-0 課題設定 1-1 ルールの解釈適用 1-2 法の解釈適用とは? 1-3 事実認定とは? 1-4 法的推論とは? 1-5 創造的法解釈とは? |
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第2章 伝統的法学と21世紀法の政策科学 |
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2-0 課題設定 2-1 伝統的法学の特色 2-2 伝統的な法学における裁判のモデル 2-3 エヴィデンス・ベース・ロー:立法事実アプローチ |
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第3章 法と意思決定 |
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3-0 本章の構成と課題設定 3-1 トゥールミンの論証モデル 3-2 2つの論証タイプ:演繹的論証と帰納的論証 3-3 論拠を介して根拠が解釈される 3-4 暗黙に用意されている論拠 3-5 トゥールミン・モデルのまとめ 3-6 法的三段論法:法的意思決定をするための論証法 3-7 事実認定:法の世界vs科学の世界 3-8 事実認定における理論的バイアス 3-9 法的証拠vs科学的証拠 3-10 違法収集証拠の排除と実験補助仮定 3-11 意思決定を左右する論理的誤り 3-12 意思決定を左右する認知的誤り |
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第4章 社会秩序と法 |
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4-0 課題設定 4-1 社会秩序 4-2 法の正当性 4-3 社会秩序の法的制禦 |
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第5章 AI時代の法秩序 |
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5-0 課題設定 5-1 ネット社会とは? 5-2 インターネットの特質と問題点 5-3 新しい事象と法制度の対応 5-4 21世紀の法律への影響 5-5 AIが法制度に与える影響 |
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第6章 法律エキスパートシステムと法的推論モデル |
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6-0 課題設定 6-1 法律エキスパートシステムとは 6-2 法律家の思考(法的推論)のモデル 6-3 論理型言語PROLOG 6-4 法律エキスパートシステムの紹介 6-5 要件事実論と人工知能 |
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第7章 ニューロ・ローへ向けて |
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7-0 本章の構成と課題設定 7-1 脳神経科学と倫理 7-2 脳神経科学と自由意志、道徳的判断・自己責任 7-3 責任能力を脳神経科学で決定する 7-4 ニューロ・イメージング(Neuroimaging) 7-5 裁判所が採用する科学的証拠の基準 7-6 脳神経科学的知見の証拠能力の現状のまとめ |
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第8章 情報刑法 |
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8-0 はじめに 8-1 課題設定 8-2 三分法というモデルの紹介(情報/データ/存在形式) 8-3 情報とデータ 8-4 存在形式:有体物か否かという問題の一般化 8-5 三分法の全体にまたがる規制? 8-6 まとめ |
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第9章 最終章 |
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9-1 多層で入れ子構造の人間社会の法的制禦 9-2 シームレスにつながった個人:今後の課題 9-3 終わりに |