タイトルコード |
1000101046870 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
関東軍と満洲駐兵問題 |
書名ヨミ |
カントウグン ト マンシュウ チュウヘイ モンダイ |
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現地軍「独断的行動」のメカニズム |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
後藤 啓倫/著
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著者名ヨミ |
ゴトウ ヒロミチ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
有志舎
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出版年月 |
2023.2 |
本体価格 |
¥6200 |
ISBN |
978-4-908672-62-0 |
ISBN |
4-908672-62-0 |
数量 |
5,283,3p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
396.21
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件名 |
関東軍
日本-対外関係-中国-歴史
満州事変(1931)
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注記 |
文献:p257〜279 |
内容紹介 |
現地軍は機械的な政策の執行機関ではなく、統帥権独立に基づく裁量によって独自の判断・活動が可能な特殊な機関だった-。関東軍の「独断的行動」のメカニズムを描き出し、その外交政策へのインパクトを検討する。 |
著者紹介 |
星槎道都大学社会福祉学部専任講師。博士(法学)。共著に「吉野作造と関東軍」がある。 |
目次タイトル |
序章 現地軍と軍事行動の自由をめぐって |
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第一節 問題関心と分析視角の設定 第二節 現地軍に関する研究史と本書の課題 第三節 本書の構成 |
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第一章 関東都督府の設立 |
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第一節 満洲の行政機関 第二節 陸軍による関東都督府官制改正要求 第三節 寺内内閣における関東都督府官制の改正 |
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第二章 日中陸軍共同防敵軍事協定の締結 |
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第一節 参謀本部におけるシベリア出兵計画 第二節 日中共同防衛に関する公文の交換 第三節 日中陸軍共同防敵軍事協定の締結過程 |
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第三章 関東軍の独立 |
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第一節 対中国借款と「軍人の外交」の問題化 第二節 関東都督府の解体と関東軍の独立 |
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第四章 日中陸軍共同防敵軍事協定の廃止と北満駐兵問題 |
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第一節 日中陸軍共同防敵軍事協定の廃止 第二節 北満駐兵問題 |
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第五章 ワシントン会議と在中国外国駐屯軍問題 |
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第一節 陸軍の在中国外国駐屯軍問題対策 第二節 外務省の在中国外国駐屯軍問題対策 第三節 ワシントン会議における在中国外国駐屯軍問題 第四節 北満撤兵と特務機関存置をめぐる陸軍と外務省の対立 |
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第六章 治安維持と関東軍 |
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第一節 対満洲政策における治安維持政策の登場 第二節 中ソ協定の成立と関東軍駐兵問題 第三節 郭松齢事件と関東軍 |
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第七章 独立政権樹立論の登場と張作霖爆殺事件 |
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第一節 田中義一内閣の対満洲政策の展開と在満諸機関の対応 第二節 独立政権樹立論の登場と張作霖爆殺事件 第三節 張作霖爆殺以後の陸軍の対満洲政策 |
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第八章 柳条湖事件の勃発 |
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第一節 第二次幣原外交の対満洲政策 第二節 陸軍における満蒙領有論の台頭 第三節 柳条湖事件の勃発 |
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第九章 日満議定書と日満守勢軍事協定の締結 |
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第一節 満蒙領有から独立国家建設へ 第二節 満洲国建国 第三節 日満議定書と日満守勢軍事協定の締結 |
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終章 関東軍・提携相手・統帥権独立 |