タイトルコード |
1000101061256 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
東アジア初期鉄器時代の研究 |
書名ヨミ |
ヒガシアジア ショキ テッキ ジダイ ノ ケンキュウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
宮本 一夫/著
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著者名ヨミ |
ミヤモト カズオ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
雄山閣
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出版年月 |
2023.3 |
本体価格 |
¥18000 |
ISBN |
978-4-639-02896-3 |
ISBN |
4-639-02896-3 |
数量 |
352p |
大きさ |
27cm |
分類記号 |
220
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件名 |
遺跡・遺物-アジア(東部)
鉄器
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注記 |
布装 |
注記 |
文献:p315〜340 |
内容紹介 |
新石器時代から青銅器時代への発展過程の上に、鉄器の普及による生産力の拡大からより社会発展が加速化する初期鉄器時代のあり方を広く東アジア全体で捉え、その統一性と特殊性を明らかにする。 |
著者紹介 |
島根県松江市生まれ。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。九州大学大学院人文科学研究院教授。著書に「東アジア青銅器時代の研究」など。 |
目次タイトル |
第1章 ユーラシア草原地帯の初期鉄器文化 |
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1 はじめに 2 ユーラシア草原地帯東部の牧畜社会と青銅器文化の成立 3 ユーラシア草原地帯の鉄器社会の到来 4 ユーラシア草原地帯東部の騎馬文化 5 ユーラシア草原地帯東都の初期鉄器時代の始まり 6 まとめ |
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第2章 中国大陸における初期鉄器文化 |
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1 はじめに 2 中国の初期鉄器の諸例 3 鋳鉄生成の諸問題 4 鉄器技術の地域的系譜関係 5 東北アジアの鉄生産 6 まとめ |
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第3章 戦国式鏡の変遷と漢式鏡の成立 |
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1 はじめに 2 戦国式鏡の変遷 3 戦国式鏡・漢式鏡と山東 4 おわりに |
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第4章 東周代燕国の東方進出 |
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1 はじめに 2 研究史と問題の所在 3 遼西における燕系青銅彝器と青銅武器の編年的位置づけ 4 燕系副葬陶器の編年的位置づけ 5 燕の領域拡大 6 燕の東方進出と中央集権化 7 まとめ |
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第5章 伝小郡出土東周式銅戈からみた東北アジアの国際関係 |
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1 はじめに 2 伝小郡出土青銅戈 3 銅戈の研究史と方法 4 北方青銅器文化中の銅戈 5 伝小郡出土青銅戈の位置づけ 6 日本出土の大陸系青銅器 7 まとめ |
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第6章 中国東北・朝鮮半島の甕棺墓 |
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1 はじめに 2 中国東北部の甕棺墓の変遷 3 中国東北部の甕棺墓の特徴 4 朝鮮半島の甕棺墓 5 まとめ |
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第7章 彩画鏡の変遷 |
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1 はじめに 2 彩画鏡の分類 3 三雲南小路1号甕棺墓出土彩画鏡の復元 4 彩画鏡の変遷とその位置づけ 5 彩画鏡を出土する墓 6 おわりに |
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第8章 夫余と沃沮の初期鉄器文化 |
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1 はじめに 2 夫余の初期鉄器文化 3 沃沮の初期鉄器文化 4 おわりに-夫余・沃沮と東夷の初期鉄器文化- |
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第9章 楽浪系土器の変遷 |
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1 はじめに 2 花盆形土器の研究史と問題の所在 3 遼東における燕式釜の変化とその在地化 4 花盆形土器の変遷と年代設定 5 花盆形土器の拡散 6 滑石混入系土器の東北アジア的な位置づけ 7 沖縄出土滑石混入系土器深鉢の検討 8 沖縄出土燕系遺物の歴史的位置づけ 9 まとめ |
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第10章 遼東・山東系土器と楽浪系土器と北部九州 |
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1 はじめに 2 楽浪系土器群の変遷 3 遼東・山東系土器の出現 4 中国系土器の倭における位置 5 環渤海交易圏の形成 6 まとめ |
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第11章 ベトナム漢墓からみた士燮政権 |
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1 はじめに 2 ベトナム漢墓の副葬陶器編年 3 考古学からみた士燮政権 4 まとめ |
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第12章 朝鮮半島における初期鉄器時代の始まりと展開 |
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1 はじめに 2 龍淵洞の鉄器 3 朝鮮半島初期鉄器の年代問題 4 朝鮮半島の初期鉄器時代の鉄器 5 燕系鉄器と漢系鉄器 6 鉄器生産の諸問題 7 まとめ |
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第13章 北部九州の弥生時代の鍛冶遺構 |
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1 はじめに 2 朝鮮半島南部の鍛冶 3 北部九州の鍛冶関係遣構 4 鍛冶技術の展開と鉄器生産 5 北部九州での消費地と生産地の関係 6 まとめ |
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第14章 弥生時代の鍛冶と交易 |
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1 はじめに 2 カラカミ遺跡の遺構配置と遺構の変遷 3 カラカミ遺跡出土外来系土器と国際関係 4 中継交易拠点としてのカラカミ遺跡 5 長距離交易における中継交易拠点の移動 6 まとめ |
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終章 東アジアの初期鉄器時代の始原と展開 |
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1 はじめに 2 東アジアの初期鉄器時代の始まり 3 中国農耕社会の初期鉄器時代 4 鍛造鉄器文化の初期鉄器時代 5 朝鮮半島の初期鉄器時代の始まり 6 北部九州の初期鉄器時代 7 東アジア初期鉄器時代の特質 |