タイトルコード |
1000100461713 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
沖縄の保守勢力と「島ぐるみ」の系譜 |
書名ヨミ |
オキナワ ノ ホシュ セイリョク ト シマグルミ ノ ケイフ |
|
政治結合・基地認識・経済構想 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
櫻澤 誠/著
|
著者名ヨミ |
サクラザワ マコト |
出版地 |
東京 |
出版者 |
有志舎
|
出版年月 |
2016.12 |
本体価格 |
¥6000 |
ISBN |
978-4-908672-09-5 |
ISBN |
4-908672-09-5 |
数量 |
9,286,8p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
312.199
|
件名 |
沖縄問題
保守主義
|
内容紹介 |
主に1950年代から60年代における沖縄の保守勢力の実態分析を中心に、基地認識や経済構想に関わって住民が「島ぐるみ」で一致しうる基盤とは何だったのかを解明。現代沖縄政治の原点をさぐる。 |
著者紹介 |
1978年生まれ。立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。大阪教育大学教育学部准教授。博士(文学)。著書に「沖縄の復帰運動と保革対立」「沖縄現代史」がある。 |
目次タイトル |
序章 沖縄戦後史研究の現状と課題 |
|
はじめに 第一節 沖縄戦後史研究の隆盛とその要因 第二節 「一九九五年」以前の状況 第三節 「一九九五年」以降の状況 第四節 本書の問題意識と方法 |
|
第一部 政治結合 |
|
第一章 一九五〇年代における政治勢力の変遷 |
|
はじめに 第一節 社大党と民主党の成立 第二節 革新と反共のはざま 第三節 政界再編 おわりに |
|
第二章 一九六〇年代における政治勢力の変遷 |
|
はじめに 第一節 一九六二年立法院選 第二節 保守再編 第三節 西銘那覇市長の台頭 おわりに |
|
第二部 基地認識 |
|
第三章 戦後沖縄における「基地問題」の形成過程 |
|
はじめに 第一節 土地闘争を契機とした「『保守』的立場」の形成 第二節 「『革新』的立場」の形成と「基地問題」の対立過程 おわりに |
|
第四章 石川・宮森小学校ジェット機墜落事件に対する補償問題の展開 |
|
はじめに 第一節 事件直後 第二節 長期化する補償問題 第三節 補償問題の転換 第四節 解決過程 おわりに |
|
補論 「島ぐるみ」による沖縄戦認識の形成とその変容 |
|
はじめに 第一節 戦後初期における「沖縄戦」 第二節 「援護法のワク」をはめられた「沖縄戦」 第三節 沖縄側の援護と慰霊・顕彰をめぐる動き おわりに |
|
第三部 経済構想 |
|
第五章 一九五〇年代における「基地経済」と「自立経済」の相剋 |
|
はじめに 第一節 経済援助縮小策と「自立経済」 第二節 軍用地問題と「自立経済」 第三節 「自立経済」への財源をめぐって おわりに |
|
第六章 沖縄の復帰過程と「自立経済」への模索 |
|
はじめに 第一節 統治政策転換と経済構想の変遷 第二節 一九六〇年代前半の経済政策をめぐる議論 第三節 復帰準備期における「自立経済」論の展開 おわりに |
|
終章 総括と展望 |
|
第一節 本論の総括 第二節 今後の展望 |