タイトルコード |
1000101136042 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
縄文時代草創期の年代学 |
書名ヨミ |
ジョウモン ジダイ ソウソウキ ノ ネンダイガク |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
工藤 雄一郎/著
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著者名ヨミ |
クドウ ユウイチロウ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
雄山閣
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出版年月 |
2024.2 |
本体価格 |
¥6000 |
ISBN |
978-4-639-02968-7 |
ISBN |
4-639-02968-7 |
数量 |
5,322p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.25
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件名 |
縄文式文化
年代測定法
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注記 |
文献:p297〜316 |
内容紹介 |
縄文時代のはじまりはいつ? 大平山元Ⅰ遺跡、鳥浜貝塚、福井洞窟、泉福寺洞窟など草創期を代表する遺跡や、ウルシやクリなどの植物利用の起源を、最新の高精度放射性炭素(14C)年代測定による研究成果から示す。 |
著者紹介 |
千葉県生まれ。国立歴史民俗博物館研究部考古研究系助教・准教授を経て、学習院女子大学国際文化交流学部准教授。著書に「旧石器・縄文時代の環境文化史」など。 |
目次タイトル |
第1章 問題の所在と研究の目的 |
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1 問題の所在 2 研究の目的と方法 3 年代に関わる用語の整理 |
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第2章 土器出現の年代と古環境 |
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1 [14]C年代測定法開発以前(1880年代〜1950年代前半) 2 夏島貝塚と後氷期適応論(1950年代前半〜1960年代前半) 3 新たな時代区分の模索(1960年代後半〜1970年代前半) 4 晩氷期との対比(1970年代中ごろ〜1980年代) 5 最終氷期に遡る較正曲線(1990年代前半から中ごろ) 6 大平山元Ⅰ遺跡の衝撃(1990年代後半) 7 「佐倉宣言」以降の20年(2000年代) 8 現在までの到達点 |
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第3章 暦年較正曲線IntCal20について |
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1 IntCal20の特徴 2 IntCal13とIntCal20の相違点 3 後期旧石器時代終末から縄文時代草創期の年代域での変更点 |
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第4章 縄文時代草創期の古環境 |
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1 最終氷期から後氷期への気候変動 2 晩氷期の高解像度な古環境変遷の復元 3 縄文時代草創期の人類活動と周辺生態系 |
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第5章 南九州の縄文時代草創期の土器の年代と煮炊きの内容物について |
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1 王子山遺跡・三角山Ⅰ遺跡の土器の煮炊きの内容物と植物利用 2 南九州の縄文時代草創期土器群の年代について |
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第6章 本州島の縄文時代草創期の土器の年代 |
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1 田沢遺跡および一里塚遺跡出土資料の[14]C年代 2 百人町三丁目西遺跡出土隆起線文土器の分析 3 大平山元Ⅰ遺跡出土炭化材の[14]C年代測定 |
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第7章 九州北部における土器出現の年代 |
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1 福井洞窟出土試料の年代測定 2 福井洞窟における土器出現の年代について 3 泉福寺洞窟出土試料の年代測定 4 北部九州における土器出現の年代について |
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第8章 鳥浜貝塚における年代学 |
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1 鳥浜貝塚から出土したウルシ材の年代 2 鳥浜貝塚の縄文時代草創期から前期の堆積物層序と土器型式の年代 3 鳥浜貝塚から出土した縄文時代草創期および早期のクリ材の年代 4 鳥浜貝塚における縄文時代草創期の有溝砥石包含層の年代 5 鳥浜貝塚出土草創期末の土器付着炭化物とその年代 6 鳥浜貝塚から出土した縄文時代草創期の縄類の年代 7 縄文時代草創期末の鳥浜貝塚 |
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第9章 縄文時代草創期の年代学 |