タイトルコード |
1000101164043 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
列島先史社会論と民族誌 |
書名ヨミ |
レットウ センシ シャカイロン ト ミンゾクシ |
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民族誌的類推の批判的運用をめぐって |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
石川 健/著
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著者名ヨミ |
イシカワ タケシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
すいれん舎
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出版年月 |
2024.6 |
本体価格 |
¥8500 |
ISBN |
978-4-86369-731-7 |
ISBN |
4-86369-731-7 |
数量 |
9,390p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.25
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件名 |
縄文式文化
アメリカ インディアン
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注記 |
文献:p361〜383 |
内容紹介 |
縄文時代の社会とカナダ北西海岸地域の民族誌で一般的に言及される社会の特徴あるいは西欧世界との接触後の様相を比較し、民族誌的類推という形で双方の対比が妥当かどうかという問題について論じる。 |
著者紹介 |
福岡県生まれ。九州大学大学院比較社会文化学府博士課程中途退学。比較社会文化博士。大野城心のふるさと館在職。福岡教育大学非常勤講師。 |
目次タイトル |
第Ⅰ章 民族誌的アナロジーをめぐる問題と本書における方法および対象 |
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第1節 狩猟採集民研究と社会進化論の展開 第2節 縄文時代社会論の研究略史 第3節 民族誌の運用にかかわる諸問題 第4節 方法と対象 |
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第Ⅱ章 カナダ北西海岸狩猟採集民の民族誌・エスノヒストリーの検討 |
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第1節 カナダ北西海岸民族誌にみる社会的特徴の概観 第2節 考古学における接触前の社会の複雑性に関する議論 第3節 エスノヒストリーの研究に基づく歴史過程についての検討 第4節 北西海岸における接触後の社会変容過程にみられる諸相 |
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第Ⅲ章 列島縄文時代の社会-九州を中心とした後期後葉から晩期の社会 |
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第1節 住居規模の動態:後期から晩期にかけて 第2節 集落空間の構造と響宴:上南部遺跡を事例として 第3節 後・晩期社会の変容に関するモデル化 |
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第Ⅳ章 列島縄文時代の社会-房総半島における中期から後期中葉の社会 |
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第1節 中期における集落と墓の事例:草刈貝塚 第2節 後期における集落と墓の事例:祇園原貝塚 第3節 後期における墓の事例:下太田貝塚 第4節 房総半島における中期から後期中葉にかけての社会 |
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第Ⅴ章 列島先史社会とカナダ北西海岸にみる諸社会の相対化 |
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第1節 北西海岸社会と一般的社会類型との相対化 第2節 縄文時代の社会と一般的社会類型との相対化 第3節 列島先史社会と北西海岸諸社会の相対化 第4節 住居規模と社会の複雑性 第5節 民族誌的類推と相対化の外延 |
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終章 |
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結論-相対化と民族誌の運用について |