タイトルコード |
1000101073441 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
感覚訴求が消費者の感情と認知に及ぼす影響 |
書名ヨミ |
カンカク ソキュウ ガ ショウヒシャ ノ カンジョウ ト ニンチ ニ オヨボス エイキョウ |
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無自覚な連鎖反応のメカニズム |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
西井 真祐子/著
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著者名ヨミ |
ニシイ マユコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
千倉書房
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出版年月 |
2023.5 |
本体価格 |
¥3200 |
ISBN |
978-4-8051-1286-1 |
ISBN |
4-8051-1286-1 |
数量 |
8,252p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
675
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件名 |
消費者
マーケティング
感覚
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注記 |
文献:p215〜246 |
内容紹介 |
なぜ、感覚に訴える「感覚訴求」は消費者の知覚や判断、行動に影響を与えうるのだろうか? 消費者の内部で起こる「無自覚な連鎖反応」に注目し、感情と処理流暢性、連想による感覚転移という3つの視点から追究する。 |
著者紹介 |
早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程商学専攻修了。千葉商科大学商経学部准教授。博士(商学)。 |
目次タイトル |
序章 本書の目的と研究方法 |
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1.研究の背景 2.感覚マーケティングの概念的枠組み 3.本書の研究の視点と研究方法 4.本書の構成 |
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第Ⅰ部 感覚訴求と感情 |
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第1章 感覚訴求が消費者に及ぼす影響の議論 |
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1.はじめに 2.本研究の対象と整理の枠組み 3.複数の感覚刺激を同時に用いた効果に関する研究 4.1種類の感覚刺激が他の種類の感覚に及ぼす影響に関する研究 5.多感覚経験が及ぼす影響のメカニズムに関する研究 6.先行研究のまとめ 7.今後検討すべき重要な課題の提示 |
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第2章 感覚訴求が感情に及ぼす影響の議論 |
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1.はじめに 2.本研究の対象と整理の枠組み 3.感覚知覚に根ざしたポジティブな感情に関する研究 4.感覚知覚に根ざしたネガティブな感情に関する研究 5.感覚知覚に根ざした感情の記録・測定方法に関する研究 6.小括 |
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第3章 倍音と安心感 |
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1.はじめに 2.理論的背景と仮説の導出 3.実証分析 4.結果 5.議論 |
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第4章 倍音が安心感,商品評価に及ぼす影響 |
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1.はじめに 2.理論的背景 3.調査1:安心感と触覚間の概念レベルでの結びつき 4.調査2:「柔らかさ」と「温かさ」の知覚における結びつき 5.調査3:倍音が安心感および触覚重視型商品への反応に及ぼす影響 6.考察 |
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第Ⅱ部 感覚訴求と認知 |
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第5章 感覚訴求と身体化認知の議論 |
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1.身体化認知 2.マーケティングおよび消費者行動の研究領域における身体化認知の適用 3.温かさがもたらす影響 4.運動を伴う感覚がもたらす影響 5.重さがもたらす影響 6.クロスモーダルの影響 7.概念的メタファがもたらす影響 8.感覚知覚に根ざした認知(grounded cognition)への拡張 9.小括 |
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第6章 感覚訴求と処理流暢性の議論 |
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1.はじめに 2.処理流暢性とは何か 3.感覚訴求における処理流暢性が消費者反応に及ぼす影響 4.処理非流暢性によるポジティブな消費者反応 5.今後の課題と実務への応用可能性 6.第5章および第6章の整理と導き出される研究課題 |
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第7章 パッケージから伸びる影が製品評価に及ぼす影響 |
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1.はじめに 2.理論的背景 3.実験1:影と製品名の方向一致が処理流暢性と製品選好に及ぼす影響 4.実験2:識別率による処理流暢性の測定 5.実験3:代替効果の検証 6.考察 |
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第8章 背景色が商品評価に及ぼす影響 |
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1.はじめに 2.理論的背景および仮説 3.実験1:背景色が擬人化しやすい商品の評価に及ぼす影響(1) 4.実験2:背景色が擬人化しやすい商品の評価に及ぼす影響(2) 5.考察 |
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第三部 感覚訴求と個人特性 |
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第9章 感覚マーケティングにおける個人特性の議論 |
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1.はじめに 2.性別差 3.年代 4.文化 5.心理的特性 6.議論 |
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終章 本書のまとめ |
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1.本書の研究成果 2.今後の研究可能性 |