チラシダウンロードはこちら(PDF:134KB)※右2枚の画像は博物館の展示のチラシです。
日時
令和6年8月31日(土)13:30~15:30(受付開始13:00)
場所
千葉県立中央博物館 講堂 千葉市中央区青葉町955-2(千葉県立青葉の森公園内)交通アクセス
対象・定員
一般県民(中学生以上) 150人
参加費無料 ※展示室を観覧される場合は入場料が必要です。
内容
第1部 オープニングトーク 「万祝~伝統工芸を取り巻く4つのフレーム~」
渡瀬綾乃氏 (千葉県立中央博物館 研究員)
第2部 講演 「未来につなぐ工芸品~後継者育成の今と未来~」
大牧圭吾氏 (ニッポン手仕事図鑑 編集長)
第3部 トークセッション
大牧圭吾氏、鈴木幸祐氏 (鴨川萬祝染 鈴染3代目)、鈴木理規氏 (鴨川萬祝染 鈴染4代目)、渡瀬綾乃氏
申込方法
8月3日(土)から8月28日(水)まで
ちば電子申請システム(外部サイト)、来館または電話(043-222-0116)にて、お申込ください。
※申込は終了しておりますが、当日の参加も可能です。(8月30日追記)
※先着順、定員に達し次第締切
※参加を希望される方で、手話通訳や車いす等の配慮が必要な方は、参加申込時にお申し出ください。
登壇者プロフィール
大牧 圭吾(おおまき けいご)氏
1977年、長野県安曇野市生まれ。
2015年1月に動画メディア『ニッポン手仕事図鑑』を立ち上げ、編集長に就任。動画による情報発信のほかに、現在は「年間100人の後継者を産地に」をミッションに掲げ、「後継者インターンシップ」を全国各地で開催。これまでに50名を超える後継者を誕生させた。
令和6年度小学校4年生 国語の教科書(光村図書)に執筆。著書に『 子どものためのニッポン手仕事図鑑』(オークラ出版 2017)がある。
鈴木 幸祐(すずき こうすけ)氏
鴨川市横渚(よこすか)にある鴨川萬祝染鈴染の三代目。先代の榮二氏は「萬祝長着」で、三代目幸祐氏「鴨川萬祝染」で、それぞれ千葉県から染色技術を評価され、伝統的工芸品の指定を受けている。
鈴染は大正14年に創業。鈴染は、万紺屋である強みを活かして、万祝以外に着物の洗い張りや手拭いの染め、大漁旗などを取り扱ってきた。現在も万祝技術を活かした祭り半纏や小物作りをしている。
鈴木 理規(すずき りき)氏
鴨川萬祝染鈴染の四代目。三代目幸祐氏の息子である。
バックパッカーとしてアメリカ横断中に、カリフォルニア州モントレーで祖父である二代目榮二氏の染めた大漁旗に出会い、家業を継ぐ決心をする。万祝の技術を継承するために修行をしながら、SNSやHPなどを用いて万祝についての情報発信や万祝技術を活かした商品開発など、万祝の裾野を広げ続けている。
渡瀬 綾乃(わたせ あやの)氏
千葉県立中央博物館 研究員。日本民俗学を専門。地域社会における宗教施設の研究のほか、無形民俗文化財の研究を行う。
特別展「万祝博覧会―海をまとう―」の企画に携わり、万祝製作技術解説映像『海をまとう―万祝染のわざ―』の制作監修、同映像の解説書や映像解説パンフレットを執筆、編集。
無形文化財の技術に関する調査成果の論文として「文化財の視点からみたトロロアオイ生産技術の現状―茨城県小美玉市の実例を通じて― 」(『無形文化遺産研究報告』 14(2020.3))
問い合わせ
千葉県立中央図書館 広報委員会・ちば情報課
TEL 043-222-0116
『子どものためのニッポン手仕事図鑑』等の著作のある大牧圭吾さんにご講演いただくとともに、鴨川萬祝染鈴染の職人である鈴木幸祐氏、鈴木理規氏、また中央博物館の渡瀬綾乃氏を交えてトークセッションも行います。人の手仕事でつくられる伝統工芸品の魅力や可能性、そして未来について考えます。
会場は県立中央博物館です。※事前申込されていなくても、当日のご参加も可能です。
【車でご来場の方へ】
青葉の森公園ホームーページ(https://www.cue-net.or.jp/kouen/aoba/index.html)に「令和6年8月駐車場混雑」のお知らせが出ておりますので、ご参考にお知らせいたします。(8月30日追記)