タイトルコード |
1000100372731 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
排除と抵抗の郊外 |
書名ヨミ |
ハイジョ ト テイコウ ノ コウガイ |
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フランス<移民>集住地域の形成と変容 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
森 千香子/著
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著者名ヨミ |
モリ チカコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東京大学出版会
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出版年月 |
2016.3 |
本体価格 |
¥4600 |
ISBN |
978-4-13-056109-9 |
ISBN |
4-13-056109-9 |
数量 |
6,325p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
334.435
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件名 |
外国人(フランス在留)
移民・植民
社会的排除
郊外
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注記 |
文献:p289〜310 |
内容紹介 |
フランスにおける「エスニック・マイノリティへの差別、排除とその背後にあるレイシズム」の問題を、パリ郊外、なかでも2015年のテロ事件の舞台ともなったセーヌ・サン・ドニ県を起点に考察する。 |
著者紹介 |
1972年東京生まれ。フランス社会科学高等研究院博士課程修了。一橋大学大学院法学研究科准教授。博士(社会学)。 |
目次タイトル |
序章 フランス主流社会とマイノリティの亀裂を問う |
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1 フランスの移民統合の理想と現実 2 移民からエスニック・マイノリティへ 3 郊外「セーヌ・サン・ドニ県」への注目 |
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1章 フランス郊外研究の視座 |
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1 日本とは異なる郊外像 2 モラル・パニックとメディア,政治空間 3 先行研究における「郊外」の位置づけ 4 本書の枠組み 5 本書の方法と構成 |
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2章 多様化する郊外とマイノリティ |
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1 「移民」と「郊外」の関係を整理する 2 郊外をめぐる複数の空間的アプローチ 3 「移民」と居住の多様化 4 「移民」カテゴリー内部における分極化の進行 5 「郊外問題地区」の類型化とセーヌ・サン・ドニ県の事例 |
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3章 排除空間の形成と国家の役割 |
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1「マイノリティ集住地区」としての郊外はどのように形成されたのか 2 工業地帯の郊外 3 団地の郊外 4 移民の郊外 5 結びにかえて |
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4章 「赤い郊外」の変容と都市政策の展開 |
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1 問題設定 2 「都市政策」の誕生と展開 3 脱工業化のインパクトと「赤い郊外」の変容 4 市政と住民をつなぐ新たな媒介の摸索 5 「都市問題」という解読格子の誕生と定着 6 階級問題から「都市問題」へ |
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5章 再生事業と住民コミュニティへの影響 |
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1 地域社会の底上げか,下層マイノリティの排除か? 2 「ソーシャル・ミックス」の評価 3 住民はどこに行ったのか? 4 「ミックス」の実情と課題 5 都市政策と地域社会の再編 |
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6章 郊外マイノリティの多様な抵抗 |
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1 エスニック・マイノリティの若者たちをめぐる参加と抵抗 2 アソシエーション活動を通した抵抗 3 問題化される「参加」 4 おわりに |
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7章 風刺新聞社襲撃事件と「見えない断絶」 |
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1 追悼デモに来なかった「郊外の住民」たち 2 事件直後の「郊外の住民」の反応 3 「テロ対策」としての3つの改革 4 カラー・ブラインド原則とその実態 5 文化的統合の深化と(それゆえの)問題化というパラドクス 6 ダブル・スタンダードが生み出す問題 7 プラグマチークな解決にむけた道のり |
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終章 脱領域的なマイノリティ研究をめざして |
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1 亀裂を生じさせる二重の「乖離」 2 郊外の比較社会学に向けて 3 「客観性」としてのマイノリティの視座 |